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ジャズに見るテトラコルド組織 (可動音・中心音・核音) [楽理]

 扨て、ジャズを背景に色々と語って来ました。ブルーノートの発現というのは前回までで凡その事は理解できたかと思います。また、ブルーノートがその後ジャズという音楽に対して多様性を齎したか!?という事は私が今説明する必要も無い事でしょう。少なくとも半音階を網羅する音の組織と「硬い和音の響き」というのが特徴的なのでありますが、そんな多様で複雑な音組織とやらもひとたび繙いてみると意外な事実が浮かび上がって来て理解を更に深めたりするものです。


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