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三全音の包含 [楽理]

 前回はクアジ・エクィディスタントの話題を中心とした上で、その体系のひとつである短三度等音程にて三全音(=トリトヌス、トライトーン)がどの様に介在しているのか!? という示唆に富んだ側面を感じ取っていただきたかった訳であります。


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クアジ・エクィディスタントが齎す作用 [楽理]

 Quasi-equidistantは凖等音程あるいは疑似等音程という風に訳されるものですが、12平均律に於ける半音階の世界での意味合いは、半音階システム上で生ずる「等しい音程間隔」と為す対称形が作る音脈に依って得られる音楽観の拡大として用いられる物を意味する物です。


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