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基底に諂うのか、背くのか [楽理]

 我々が感ずる「調性」というのは主音と属音が大きな役割を握っている事は言うまでもありません。というよりも、オクターヴという絶対完全協和音が次なる低次の「完全協和」へと割譲する為に今度は完全五度が生じ、その「端切れ」の完全四度の地位は完全五度よりも低いものであるという理解とするのが正しいのであります。


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