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ブレッカー兄弟にポリトーナリティーを視る 【補足】 [楽理]

扨て、前回はブレッカー兄弟の「A Creature of Many Faces」とジョン・コルトレーンの「Giant Steps」を例に挙げて語っていたワケですが、多調的な方面というのは熟知されている人は少ないでしょうから今一度先の文章を判り易く解説したものを今回用意してみました(笑)。


Creature_of_ManyFaces2.jpg

 今回のこうした解説で多調的な部分に於いては更に理解が進むのではないかと思います。コレで判らなかったら私のブログを読んでも理解は進まないと思いますので、私自身は結構噛み砕いたつもりなんですが、こういうシーを知らない人からすれば文章すらその人の持っている「癖」によって理解度が変化したりするものなので、もうコレばかりは相性に委ねるしかありません(笑)。

 ま、いずれにしても今回例に挙げた2曲を耳にしていただき乍ら理解を進めてほしいと思わんばかりです。


<追記> 譜例文中にてシンコペーションについて述べている所がありますが、実際は四分音符1つ分食って入るシンコペーションですので文中の8分音符というのは誤っておりますのでご注意を。