まーた忘れちやいやした

すっかり前回のサンプルの譜例を載せておくのを忘れてしまっていた左近治。この辺のミソの付け所は我ながらあっぱれモンだとあらためて自覚するのであります。

とゆーコトでとりあえず先のサンプルのローズのソロ部分を抜粋して譜例にしたワケでありますが、取りこぼしのないように、「ひらがなにルビ振れねーぞ！」ってなくらいに玉を指定しておりますので（笑）、お判りになっていただけると思います。

基本的に左近治のフレージングのクセってぇのは短七度跳躍があったり、この手のフレージングがあったりするワケですが、これは私がベースでソロ取ろうとも同様であります。ソロ取る場面なんて極めて少ないのが実情ですけどね（笑）。


ソロを取りたいがために私はベースを弾いているのではなく、極めて少ないシーンでいつ要求されるか判らないベースという楽器、ソロ取ることだけに執心するのであれば他の楽器を選択していただろうと思います（笑）。


とはいえ、ソロ取るにしても何するにしても無責任な音というのは極力控えたいモノでありまして、説得力のあるアウトな音（笑）というのを出してみてーなーってぇのがホンネであります（笑）。


まあ、この手の曲に調号は指定しなくても構わないのでありましょうが、全ての人がジャズ界隈やポピュラー系の音楽出自でもないでしょうし、調号を与えることで曲の性格をスンナリと伝えやすい方向に導く、という配慮も必要かな、と思いましてですね（笑）。


私の音楽的な出自はクラシックなどではありません。むしろパンクスです（笑）。そんな人間の好む音が、この手の音だと思ってもらえればな、と（笑）。全てをさらけ出しているワケでは毛頭ありませんが(笑)。


とはいえ、「ジャズなんて全く無縁なのに、好きでもないのに何で覚えなければならないのか！？」などと不安に駆られる必要は全く無いと思うんですな。

自身がどんな音楽を嗜好しようとも、気になる音への魅力とやらを追究すれば自ずとその手の音は受け入れられるようになるってぇモンですよ。

ただ、概ね自分の好きな曲が凝り固まっているパターンというのは、本来なら聴いておきたいマストなアイテムとの出会いの確率を低くしてしまっているコトに等しいワケでして、平均寿命の倍も生きられる人もいるわけではないでしょうし、寝る時間だってある程度は必要なワケでして、時間は限られているワケですな。

一万日生きてきて20代後半ですよ。つまり24万時間。その内ただ単に音楽聴いてるだけじゃなくて、楽理面においても追究していた時間ってどのくらいでありましょうか！？

6～8万時間程度は睡眠に費やされるでしょうし、その他に1.5万時間はメシ・トイレ・風呂くらいになっちゃうと思います（笑）。学業は数万時間あるでしょうし（笑）、音楽にディープに触れ合うってぇのはホントに限られたモンですぜ。

自分の好きな楽器をただ単に爪弾く程度じゃ音を本当に熟知するコトなどできませんし、私の言う、「楽理面の追究」という意味はお判りいただけるかと思うんですが（笑）、ラクな方を人は選びがちですからねー。