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対自核 [プログレ]

7月と言えば私の脳裏をよぎるのはコレ。

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ユーライア・ヒープのアルバム「対自核」収録の「July Morning」なのでありますな(笑)。

過去にも左近治は着メロにてリリースしたことはありましたが、その時のコメントにもあるように、この曲だけはどうしても「プログレ耳」で聴けてしまうんですなあ(笑)。まあ、プログレがどーのこーのってぇコト関係なくついつい聞き入ってしまう曲ですよ(笑)。

10分を超える大作ですが、最後の2分くらいはシンセのポルタメントいらねーかなー、と思わせる向きはあるものの(笑)、まあ充分叙情的な世界を繰り広げてくれるワケでありますな。車ン中でこの曲かかろうものなら左近治、ファルセットなど用いなくても平気でいまだに声出ちゃいます(笑)。窓開けてると知らない人まで振り向くくらい(笑)。

そんな左近治の唄ゴコロをくすぐってくれる曲なワケでして、ノドのヘタり具合を探るには結構参考となる曲でもあります。

酒飲みすぎると声がヘタるんで、高域の伸びは失われてしまうモンです。カラオケなど付き合わされた日にゃあ朝方は声出ないくらいになることなど日常茶飯事(笑)。私のような甲高い声の持ち主も、ひとたび歌唄いきった後は木下優樹菜や椿鬼奴のようなセクシー・ボイスに早変わりしているのであります(笑)。

まあ、ココ最近プログレ関連の度を強めてきたのもありまして、楽理的には一癖もふたクセもあるようなのばっかりリリースしているワケでありますが、たまにゃあ叙情的な海に身を委ねるように浮遊するのもよろしいのではないかと思い、話題に取り上げることにしたのでありますよ。

とはいえ、ユーライア・ヒープはご存知とは思いますがプログレではありませんからね、念のため(笑)。

その昔、スティーリー・ダンですらユーライア・ヒープの前座を務めたってぇんですから、当時の音楽とは、日本のみならずアチラでも結構モンドな扱いだったんだなぁと痛感しちゃいます(笑)。ジャンルなんてぇのは今ほど明確ではなかったんだと思うのであります。初期SDファンにはキャラヴァン好きな人も結構居ますしね。そういうつながりでごく普通にカンタベリー系に染まっている人というのは40~50代くらいのオジサン達は多いのではないかと思います(笑)。もう還暦近いヒトとか(笑)。

ジャズ・ライフに掲載されている「ジャズ爺」というマンガがありましてですね、これがもう「ドリえもん」級に面白いワケですな。

ジャズなんだけど妙にとんがっているスタンスが実によろしい(笑)。ああいうアナーキズムにも似た姿勢、見習いたいモノであります。