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耳慣らしのための複調ワールド [プログレ]

扨て、今回は軽くデモでも聴いていただくとして耳慣らししてもらいまひょ、と。

今回こういうデモを用いた理由は、今後話題を繰り広げる「短和音」における遊び方♪において非常に重要になってくるので作ったワケであります。

無論「遊び方」というのは、KYなほど独りよがりで楽しむモノではなく、調的な重心は理解しつつ、アウトサイドな演出を繰り広げながら調的な世界を拡大していこうではないか、という「遊び」なのであります。

まあ、その調的な情感を日常生活において形容するならば、千鳥足の酔っぱらいが今にも駅のホームから転落しそうだけれども落ちないという、見事な「フラつき」(笑)とでも思っていただければよろしいかもしれません。

ただ、そのフラつきとやらも実は足場は据えておりまして、見えないモンを見せてくれるというピントが合っているアウトサイドと思っていただければよろしいかな、と。

デモの方はベース、ギター、エレピ、クラビにドラムというパートで、ドラム以外はそれぞれ別々の「モード」を想起して作っております。MIDIデータそのものは完全ベタ組みの、ドラムなんぞはAppleLoopsにエフェクト通しただけの、実に安直なモノとなっておりますが(笑)、その辺のツッコミなしでお聴きになっていただければな、と。チョットばかりジェントル・ジャイアントっぽくなっちゃってますが(笑)。

各パートは全て単旋律でパンニングも振っておりますので、これらについては説明する事無く誰もが耳コピできると思うので言及しませんが、ベースはとりあえずGm一発系のGドリアンだということは判っていただけるかと思います(笑)。

Gを常に「軸」として見ていると、その後のレイヤーしてくるパートがもたらす響きというのが、通常アタマん中に描くそれとは異質の雰囲気が通り過ぎるワケでありますが、この毒味とやらに慣れていただきたいと思うワケであります。

とはいえ調的な重心は一応Gにあるので、その辺はブレなく聴き取っていただけるかと思うんですが、ステレオタイピックな調的な理解だと「なんでこの音使えんねん?」と疑問を抱くかもしれません(笑)。疑問が生じる方は楽理を学んでいただければ、と思いますのでその辺はご容赦を(笑)。

ま、とりあえず私は「遊び」とやらを実例を交えて説明していくのでありまして、この辺りの疑問も含め、今後の話題で払拭はどうかは判りませんが、少なくとも調的な世界は拡大することに貢献できるのではないかと信じてやみません(笑)。