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なんちゃってアラン・ホールズワース [クロスオーバー]

10月24日にKクリリリースの「EFX43」について解説します。

ついつい左近治は今回、ホールズワースっぽい曲を作ってしまったのでありますが、以前にもブログ用のサンプル曲でホールズワースっぽい曲を作ったことがありましたね。

まあ、あの後にとりあえずKクリリリース用にホールズワースっぽい曲でも作ってみるか!となりまして、今回のリリースにつなげたというワケであります。EFX42はEFX43のギター・パートの無いバージョン。すなわちマイナス・ワンですな(笑)。

ゲイリー・ハズバンド、ジミー・ジョンソンというメンバーを彷彿とさせるようなイメージを抱いて作ってみたんですけどね(笑)。

ただ、実際にはホールズワースというよりも、スコット・ヘンダーソンっぽい音になりました(笑)。


過去にKYLYNの「Sonic Boom」をリリースする際、スネアの音が低ビットレート配信用で音が破綻してしまった反省も踏まえ、今回のドラムサウンドは低ビットレートでも破綻しないように努めました。

というのも夏場にリリースした時から結構間を置いてしまったので、その反省期間があまりにも月日を要したのではないのでありますが(笑)、いくら制作サイドが反省しようとも聴き手となる顧客の方々の大半は、小難しい理屈抜きにして音が気に入る or NOTで判断されると思うのですが、私のブログに書き連ねる事は、講釈たれるか弁明にすぎないかもしれませんが(笑)、in depthな部分を語っていこうと思っておりますのでご容赦を。

テスト的な意味合いもあるワケですが、ケータイはファイルサイズ制限はある上に、オーディオストリーミングなど非常に高いビットレートで配信しようものならケータイのインフラの再編成すら必要になってしまう(笑)。まあ次世代のケータイインフラは避けて通れないのも事実でしょうが、現実としては全ての端末に等しいサービスではなく端末ごとにファイルサイズ制限があったりする訳で。この制限下で原曲の尺を稼ごうとしてしまえばビットレートを落とさざるを得ない、というワケですね。

配信モノ全てが悪いのではないんですが、低いビットレートでコーデックによっては非常に粗悪なモノになってしまうのも正直あるワケで(笑)、こーゆー事態に遭遇しても大丈夫なような音作りや一定のミックスというのはやはり難しいものがあります。

自分が作っているものだからこそ、自分なりの音のクセや好みが音となって反映されてしまうのは仕方ないといいますか、これを長所にしなくてはならないワケですが、音そのものが着信音向けになったとしても、楽曲の持つハーモニーなどが童謡よりも幼いレベルの音楽を作ろうとは思いませんので、好みが反映されるとはまずこういう所でしょうか。

まあ、うまいことコーデックの圧縮具合になじむように、持続音系と減衰系を織り交ぜながら、左近治の好むような和声の世界を手っ取り早く作ってみたというワケです。

今回はEFX43のギター・パートのスコアを載せておきますので、ギター小僧の方はヒマがあったら弾いてみてください(笑)。ご自分でこのフレーズをbpm90くらいでフレーズの「歌心」を味わっていただければ幸いです。速いパッセージだと「歌心」をつかむ前に音が通り過ぎるような聞き方になってしまう方もいると思うので、遅いbpmから耳を慣らしていただければな、と。
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