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HEAVY GAUGE Bass Sound [ベース]

全体的にデッドながらもリバーブ感は少しだけ与えた音像。それでいてラウド感を得る。

最近、こういう音が個人的にはのめり込んでおりましてですね、ベース・サウンドもヘヴィー・ゲージの音が欲しいなあ、と打ち込んで久々に安直サンプル作ってみたんですね。

Will Lee、伊藤広規、渡辺直樹というお三方を参考にエディット。ドラムとベースは左近治オリジナル打ち込みで、ギタートラックはオーディオのApple Loopsをこれまた安直に使用(笑)。ギタートラックには別系統のエフェクトは噛ませておりますけどね。

ウィル・リーの音はもちろん79~80年頃のPBサウンド。プレー的には渡辺直樹、音はあと少しでオーバーコンプ気味の音というか、山下達郎の「メリーゴーラウンド」系をさらにアレンジしたような音とでもいうか(笑)。

余談ですが、山下達郎のメリーゴーラウンドは「ハウス」に出来ますね。おそらく御大もearly80時代に早くからハウス系のアッパー・ストラクチャー系のコード進行を使ってああいう形にしていたのだと思いますが、イイ曲ですね。

今を思えば、ハウス系サウンドとして左近治が耳にしたのはホール&オーツの「I Can't Go For That」がハウスサウンドを取り入れた曲のひとつだったのではないかと思いますな。今のスタイルのハウスとは全然違いますけどね。ソリーナでヒロヒロ鳴らしてた時代のハウスもありましたっけ(笑)。新宿のI社さんで一時期4万円位で放出されていた頃が懐かしいです。まだ昭和の時代でしたけど(笑)。

もう少しラウドにしてアンビエンスを深くしていくと、ジャン・ポール・ブレリーのアルバム「Trippin’」的な、Late80sサウンドになって、世はグランジ化していった、と(笑)。そういう過渡期のイーシャンテン位の音に最近はシフトしている左近治であります。