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遮二無二値引き交渉術! [飛び道具]

値引交渉など何処吹く風とばかりに、店頭表示価格をそのまま受け止めて買う消費者も少なくないのでありますが、こういった値引き交渉は結構地域性が反映するものでして、店側からすれば可能な限り高く売りたいワケで(笑)、「そんな交渉、この場でするなんて恥ずかしくないのか?空気読めよ!」という雰囲気を客に感じさせればシメたもの(笑)。意中の商品を手にしたい物欲の前に客は黙って買っていくのだ(笑)。

まあ、店側からすりゃあ客なんてこんなモン(笑)。

別に値引き交渉自体が恥ずかしい場所ではなくとも、関東、特に首都圏近郊だと物分かりが良すぎるような客が多いものでして、名古屋や大阪辺りじゃこれまた毛色が全く異なるワケですね。まあ、商品群も仕入れ経路が違うのか、なかなか見かけないような商品を見かけることが多いのも地方の特色でもありますが、今回のテーマは楽器を出来るだけ安く手にする交渉術にスポットライトを当てて語ってみることにします(笑)。

楽器店を訪れたらまず店員と接点を持つことが大事ですが、店員にも色々あって、ただのアルバイトやバイトに毛が生えたような商品知識だけは備えている「歩兵」がいるんですが、この人達は相手にしないようにしましょう(笑)。悩んだフリしてあれこれ物色して、他の店員との接点を探っていればイイのですな。

めざとく見つけた店員との接点が得られないようなら、その辺の歩兵が手をこまねいてしまうような質問をすればイイんですね。商品のことでもイイですし。

「商品知識なんて無いんだけど・・・」という客がアナタだった場合、そういう時は話題をクレジットやカードの話題にしてみましょう。一番のポイントは決済日。つまり、今買えば支払いがいつになるのか、という部分。クレジットカードの場合は各社マチマチ。決済会社と販売店との取引や契約も異なるものなので、こういう決済日に関するネタを振ってみましょう。別に知りたくもないことであってもこういう冗長的な時間は交渉にある程度は必要なんですな。

それでもなお、裏で歩兵が親玉の手ほどきを受けながら右往左往しつつ歩兵がアナタに説明をしている状況なら、その冗長な時間をもう少し費やした上で、相手にあからさまな嫌悪感を見せないようにしながら、「説明が分かりづらい」「時間かかっているのに、明確な回答がない」という部分をさりげなく店員に知らしめましょう。そうすると、親玉出てきます(笑)。


親玉が出てきてからが本番です。

向こうは、支払い方法が「クレジットorカード」の前提で話をしてきて、懇切丁寧に説明してくれるでありましょう。そしてヤンワリと「値段、もう少し安くなりませんか?少しでも安ければ今ここで決めます!」と親玉に告げましょう。

で、ココで多少の値引きに応じてくれたとしても、或いは無理でも、この二通りのパターンからさらに値引きさせてしまうワザは、「現金」。


現金で買うから安くしろ、と。そういうこってす(笑)。


クレジットは金利に反映していることが多いですが、カードというのはですね、実は店がカード会社に販売金額の5%ほど(その販売店とカード会社の取引状況にもよりマチマチですが、高ければ10%の手数料を販売店が必要とすることも珍しくはない)の手数料を払うワケです。つまり、例として200000円という商品があったら、カード会社に販売店はその5%の額を手数料として払わなくてはならないので、同じ商品ならば現金で買ってくれた客の方が儲けが大きいワケですな。

ココを突くワケですな。


つまり、「現金で買うのに、なんでカードと同じ額なの!?」と吹っかけるコトが出来るシチュエーションの完成です(笑)。「決済会社にお宅達は手数料払うのがクレジットカードの買い物という特色なのに、現金で買おうとする自分に、値引きに応じないのはどういうことなのか?」とも吹っかけるコトも可能です(笑)。

そこまで強気に出られるシチュエーションが完成したといって、客が横柄になってしまうことだけは避けましょう(笑)。「他行ってください」になるだけですからね(笑)。左近治の文章をそのまま引用することなく、各自ソフトに咀嚼して交渉に臨んでもらえればな、と(笑)。


問題は表示価格がそのまま定価であるものの実際の販売金額が明示されていない場合は、自分の購入手段が現金orカードorクレジットというものを告げないで、先に価格を尋ねましょう。「コレ、このままの値段なんですか?」と。


とまあ、なんだかんだ言って現金が最強の手段なので、現金あってのことですが、稀ではあるものの、販売店側が決済会社取引額達成のためにカードやクレジットを推進しているような期間があったりもするので、そういう時に出くわしてクレジットやカードでも値引きにいつも以上に応じてくれることもあるでしょうが、やはり最強なのは現金であることが前提ですな。

うまい事チラつかせて、年末や春の卒業・新学期シーズンに役立ててみてくださいな、と(笑)。