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ドロンジョ様&にしおかすみこ [制作裏舞台]

左近治にはやたらと被るこのお二人(笑)。共通するのは、悪キャラなのについつい応援したくなってしまう、子供の脳幹にもレセプターはクイックアクセスしちゃうほど単純でどこかおバカ(笑)。こういう姿がイイんですなあ。

タイムボカンシリーズがありましたが、正義キャラの方を一体どれほどの人が応援していたでありましょうか?少なくとも左近治、悪キャラがいつ勝てるのかとそればかりを望んで見ていた時期がありました(笑)。

今回、なんでこういうクダリなのかと言いますと、先日リリースしたアジムスの「Outubro」のローズパートは、自分で勝手に替え歌付けて口ずさみながら打ち込んだワケだからですね。歌を口ずさむというのは結構情感豊かになるものでして、

「秋の味覚といやぁ~♪ 網で焼かれた秋刀魚だよ~♪」

というフレーズをにしおかすみこが歌っているようなシーンをイメージして、あのローズのパートを打ち込んでいたという裏事情を語ってみたくなってしまったというワケです。

ローズのエレピサウンドに酔いしれる方は沢山いらっしゃると思うんで、とりあえずは真打ち系の曲を披露するにあたって恥をかいてしまうような音にしてしまうようではマズイと思い、情感を意識しながら音も結構色々弄ったんですね。

まあ、左近治個人は飽くなきローズの追求みたいな信念がありまして(笑)。とはいえ追求具合はEQや、サンプルや物理モデル系の音をいかに自分の好みの音に仕上げるか!?ということに力を割いているワケであります。

で、以前試しにアップロードしてみたローズサウンド比較にも用いたRoland Sシリーズの一昔前のサンプルライブラリーなんですが、音色(パッチ)によってはKONTAKTでうまく読み込めないものが幾つかあるんですね。オーディオインターフェースに起因するものでもないし、だけれどもDCオフセットが元からあって、それを元にループを生成していたり、再生時のサンプリングレートの違いによってレンダリング処理によって波形シェイピングに若干の狂いが生じるのか、とにかく1サンプル位ループがズレちゃって「ピキッ!」と鳴るような音になってしまうものが結構あるんですよ。

これらはKONTAKTのコマンドやサンプル単位で自分で色々編集してみてもどうしてもダメなサンプルがあったんですが、先日KOMPLETE 5のアップグレードが届いていたので、ふと思い出して古いS-7xxシリーズ用のサンプルライブラリをKONTAKT 3に読み込ませてみたら、かなり改善されていたんでこれまた嬉しい発見があったというのが昨夜(笑)。これでまた新たなローズのネタが増えてくれるのかもしれないと喜びを噛み締めているものの、MacプラットフォームのKOMPLETE 5ユーザーの方なら既にお分かりでしょうが、KONTAKT 3のエフェクトのファクトリープリセットがうまいことインストールされないでEmpty状態なんですね、コレが。

KONTAKTのエフェクトを挙って使うことは殆ど無いので私は放置している状態ですが(笑)、でも新たに付加されたモノがどういうものかはチェックしてみたいのが使用者としては当然の心理なワケでして(笑)。こんなバグがあって新規ユーザーに対してどうやってアピールしようとしていたのか?と思うんですな(笑)。リリース急ぎすぎた感は否めないのが今回のKOMPLETE 5のような気がしますなあ。なんとなくUIも「やっつけ仕事感」が漂うし、すぐに変更されてしまいそうな外観(笑)。

まあしかし、旧来の他社サウンドライブラリーの読み込み精度が上がっているのは収穫でして、わざわざこのコンバートの為にMOTUのMach Fiveに購買欲は湧かないのがホンネでして。

なにげにKONTAKT 3のミュート・トランペットがイイんで、マイルス・デイヴィスやらシンプリー・レッドやらビル・シャープも制作ネタに加えた左近治であります。しかし、今現在制作しているのはジョニ・ミッチェルの某曲という裏舞台をお伝えしておこうかな、と。