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秋のマジ曲週間 [クロスオーバー]

 さてさて、産声をあげた時からネイティヴおバカな左近治がマジ曲制作連発しているワケでございますが、明日10月12日リリースの曲はですね『Outubro』。あなくろ本舗にて。

 今回リリースするのはクロスオーバー・イレブンでのエンディング曲として知られているアジムスのバージョンを模倣したものでして、アジムスのそれよりもエグいフレットレス・ベースの音をフィーチャーしております(笑)。原曲はミルトン・ナシメントの曲で、こちらもシラフじゃ聴くのが勿体ないほどのトライバル感が出ているのですが、曲を知らないけれども興味のある方は是非ともお聴きになっていただきたいと思います。原曲を(笑)。

 アジムスもミルトン・ナシメントの方もどちらもiTunes Storeにて聴くことができますので。

 今回制作面で力を入れたのは、やはりフレットレス・ベースの音。コレばかりは聴いていただくしかありませんな。ピノ・パラディーノやマーク・イーガン系の音になっているのではないかなあと思って作ったんですけどね。ジャコではないんです(笑)。ミック・カーンでもないんです(笑)。ミック・カーンはいずれ披露することになると思いますが(笑)。

 私が好きなフレットレス・ベース奏者は沢山いますが、その中でもピッチの正確さが大好きなのがアルフォンソ・ジョンソンですね。一回しか生で見た事がありませんが。

 15年くらい前に渋谷にて、トム・コスター(Kb)を中心にスティーヴ・スミス(Ds)、スコット・ヘンダーソン(Gt)、アルフォンソ・ジョンソン(Bs)という面々で、スティーヴ・スミスの当時の「フィアフィアーガ」を基本とするバンド構成でしたねえ。12プライ時代のSONORのシグネイチャーで、スティックのほぼ中心を握ってレギュラー・グリップで叩き続けるスティーヴ・スミスのダブル・ストロークって結構好きなんですよねえ。当時2nd rev.のSMF対応にした時のKORG 01W/FDのデモソングでトム・コスターの「The Perfect Date」がSMFデータで収録されていましたから当時のビッグヒットのシンセ01/Wをお持ちの方は「あの曲の人か」と思われる方もいらっしゃると思うんですが、そんな話はさておき、私はアルフォンソ・ジョンソンの音が一番好きなんだぞ、と。



 その当時、アルフォンソはモデュラスのQuantumベースの5弦フレットレス(35インチ尺)使ってましたけどね。スティックの教則本にもアルフォンソは載っているんですが、アルフォンソのスティックって未だかつて耳にしたことがないんですよねー・・・。ジャコの教則ビデオではカール・トンプソンのベースをジャコに弾かせていたシーンがあったような記憶が懐かしいです(笑)。

 今回目指した音はピノ・パラディーノが弾く、ビル・シャープの1stソロアルバム「Famous People」に収録の「Fools in A World of Fire」という曲を参考にしました。あっちはスティングレイなんですけどね(笑)。このEQカーブを可能な限り模倣したという次第でございます(笑)。ピノは何処どこアイスの子ぉ~♪(by 矢野顕子)というCMもありましたなあー。おそらくパンチラシーンを思い出すオジサンも相当数いらっしゃると思いますが、おバカに今日もシメることが出来て、左近治、今宵も感慨無量でございます。