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慌てない慌てない [クダ巻き]

一休み一休み、と。

ココんトコ、およそ一ヶ月ほどばかりはですね、着うたリリースをお休みしますのでまずはそれをお知らせしておこーかな、と。とはいえ8月初っ端のリリース以来リリースしないことに(笑)。

とりわけ、急いでリリースしなくてはならないような新作曲を制作しているワケでもないので(笑)、私の都合とリリース関連曲の熟考も兼ねてですね、制作はしているものの盆休みの不定期な作業上の都合もあってこうなってしまったというワケであります。

権利関係がクリアされればビリーズブートキャンプの曲やら(笑)リリースしたい曲は山ほどあるんですけどね(笑)。ただ、この辺のコンテンツというのはもはやユーザーレベルでDVDやらCDからオリジナルの着うたを作っている人も居ると思うんですけどね(笑)。

切り出し系の着うたとは違う訴求力を備えるにはやはり難しいものがあるんですね。人によっては着うたのオリジナルで済ませたいという方もおられるでしょうしね。

左近治がココんところ一番注力していた曲はですね、エレキベースによるメロディを奏でる某曲。

Black Bassも発売されたようですが、今回その某曲で使用しているのはDirect Bassの方です。ブリブリ感というか、プリップリ感が堪らないので結構お気に入りなのです。ピッコロ・ベースも使用しているんですが、私の知る限りピッコロ・ベースのサンプリング音源というのはお目にかかったことがないので、代用できる音源探しには少々苦労しましてですね、ある音源にLogic ProのSub Bassというプラグインを使用して、ユニゾンにて狭いQ幅でドライヴさせることで、ピッコロの音なんだけど、弦長によって作り出される、倍音とは違う物理的な低音の部分音、まあピアノで言えばハンマーをピアニッシシモで打鍵して弦そのものの振動の低音と言えば判りやすいでしょうか、そーゆー部分音を醸し出すのにかなりの時間を割きました。

物理モデルでそういう音を作ってみても面白かったかもしれませんけどね。

例えば、ベースの14フレットを押さえて弾いた時というのは、弦そのものの物理的な低音の部分音(音程感のある部分のことではないです)と、ナットから13フレットの「跳ね返り」の二次振動の音と、14フレットからブリッジサドルの間の弦長から生み出されるピッキング・ポイントで生まれる部分音など、細かくオートメーションしなくてはならなくなります。

しかもナットから押弦した方の部分というのは実は音程メチャクチャですからね(笑)。14フレットを押弦すれば、ナット側の方は13フレットに接触していて、しかもこの弦長は音程は全く調律されていない配列に等しいので(笑)、これで生まれる跳ね返りの振動の部分音が、弦のタッチ感というものを生み出しているワケでして、音高は一緒でもピッコロベースとギターの音の違いはこういう物理的な部分音の違いによるモノなんですな。

ピッコロ・ベースといえばスタンリー・クラークやマーク・イーガンなど代表的かもしれませんが、当時私が最も多く耳にしたのはCurtis Ohlsonというベーシストのピッコロベースです。

Curtis Ohlsonの1stアルバムの「You」という曲とかですね。

ま、普通に8弦ベース用の副弦だけ張ればピッコロベースになっちゃうんですけどね(笑)。

余談ですが、ポール・マッカートニーはビートルズ時代、12弦ギターの主弦の方だけを取り外してコード弾いたり(笑)。こうなるとギターのコードがクローズド・ヴォイシングを生み出す、と。

世の中色んなこと考える人がいるってぇモンですな。