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習得が難しい楽器 [たわごと♪]

左近治がこれまで経験した楽器で、「こりゃ難しいわ」と感じたものはトランペットとフルートなんですが、中でもフルートは本当に難しかった覚えがあります。

パイプオルガンの製造技術、ある意味では人間の「のど笛」の構造もフルートと似たことが言えるのではないかと思うのですが、「フルー音管」と呼ばれる構造のことですね。

とりあえず、ある一定の風量とスピードを与えないと音すら鳴ってくれないという構造なワケですが、スピーカーにも応用されているワケですな。

例えば高額なタイプに応用されるホーン型のスピーカーやらもそうなんですが、一定のエネルギーが無いと途端に音が鳴らないというのは、ある意味スピーカーから見ればフィルター性能が優れている、というワケでありまして、コンデンサーや抵抗を駆使した電気的なフィルターよりも明確にクセのないフィルター性能が生まれる、と。

声ですら、ボイストレーニングを積んだ人ならまだしも、一定のピッチや声量でまったくビブラートのかからないような声を出し続けるのは本当に至難の業だと思うんですけど、腹式呼吸を無意識に使っている左近治でも、本当に巧い声の「当て方」というのはかなり難しく感じます。口の開き方や唇の使い方も、同じ音なのに、言葉が違うだけで実際には非常に曖昧にしてしまっていることを気付かされてしまうワケですよ。

歌を唄うこと自体は好きな左近治。低い音から高い音まで結構出せる方です(笑)。チャカ・カーンの「チュニジアの夜」はファルセット無しで勿論唄えますし(笑)、ユーライア・ヒープの『July Morning』の”アノ”部分も容易いモノです(笑)。

そういや、初期のスティーリー・ダンってユーライア・ヒープの前座やってたりしていたのだというから、凄い取り合わせだなーと驚くと同時に、その無理矢理なモンド感って、昔の人はかなり寛容だったのだなーと痛感させられてしまうワケですが(笑)、そういや今年も『July Morning』をリメイクする前に7月は終わろうとしております(笑)。

嗚呼、July Morningよ。

なぜ、この曲はそんなにプログレっぽいのであろうか?(笑)

ハモンドの音が入っているだけじゃないんですね。あの雰囲気がイイんですけどね。

エネルギーを必要とする演奏。やっぱり時にはガテン系に攻めたいモノですな(笑)。