SSブログ

とんがりサウンドを目指して [クダ巻き]

さてさて、台風は近づいてくるわでこりゃまた週末はまたとない制作日和になるんではないかと期待が膨らむワケですけどね(笑)、本日リリースしたヒンデミットはトリオ編成なの!?と思われるかもしれませんが、その通りです。トリオです。シンセのメロディはスティックのGRというコトですんで(笑)。

音方面のアナライズしちゃいますとですね、本日のヒンデミットの着うたで3パターンに分けている3曲目の、スネアのロールが入る部分なんですが、細かいロールがトリプル・ストローク、粗くなっている転がしがダブル・ストロークというシミュレートでの打ち込みなんで、その辺りを耳かっぽじって聴いていただけたらなと思います(笑)。

トリプル・ストロークの方法も色々ありますが、レギュラー・グリップではなくマッチド・グリップです。大半のマッチド・グリップはストロークを巧くこなすには大抵手の甲が天を向くと思うんですが(人によっては手の甲が横向いてる人もまれにいますんで)、このトリプル・ストロークはチト違います。

スティックを人差し指と親指の2本で支点としたら、手の甲をほぼ斜め下に構えるようにして、1回目のストロークでそれを落とすようにスネアを叩く、と。で、2つ目3つ目のストロークをそれぞれ小指と薬指で反動を利用するような形で叩くというスタイルのアレですね。この方法は何て呼ぶのか判らないので説明がうまくできませんけどね(笑)。そのストロークの模倣版ですよ、と。


とまあ、ヒンデミットについて語ってみましたが、アレコレひねって曲を制作しているワケなんですが、ヒネりをもっとふんだんに活かしてトコトンとんがった曲も作ってみたいなーと思っている所なんですね。

ココん所YMOの話題がまた出てきたようなので、YMO関連も久々手ェ付けているワケなんですけどね、YMO関連でやってなかったのがありましたねぇ、そういえば。ってことでブログ書き終えたら着手しようとしているのが「The BEATNIKS」関連の曲です。

高橋幸宏+鈴木慶一のあのユニットですね。

90年代にもアルバム出したような記憶があるんですが、それは持っておりません(笑)。一番最初の『出口主義』ですね。これならLPもEPもCDも持ってます(笑)。

時は’81年。YMOで言えば『BGM』のリリースを経て『テクノデリック』の頃ですな。

この81年末から82年というのは、左近治の人生の中で最もKinkyでニューロマンティックな人生を送っていた時ですんで(笑)、その頃を振り返りながらとんがった音を再び求めてみよーかな、と。

ビートニクスのアルバム『出口主義』。どっかの港湾地域なんでしょうが、アルバムジャケからしてインダストリアルな雰囲気がプンプン漂ってきます(笑)。確かにテクノデリックよりもインダストリアルな志向を感じます(音的に)。

ユニットの名前こそ「ビートニクス」ですが、歌詞からはそんなに左翼的とゆーか(笑)、政治的なオイニーは漂ってこないんですが、強いて挙げるなら「Ark Diamant」の中性子爆弾のコトとかくらいですか。「詩人の血」なんてかなりイイですけどね(笑)。アブナイ感じのケミカル臭を感じさせますな(笑)。これ、4+5の16分の9拍子でシーケンス組んで、ウワモノは4拍子、と。

こういうクロス・リズムは確かにドラッグのかほりがします(笑)。

歌詞はそんなにKinkyではないように思いますが、ポエミックに攻めないで、映画で言えば『Cool Hand Luke(邦題:暴力脱獄=ポール・ニューマン主演)』のようなビートニクな感じをちりばめてくれたらなあーとも思うワケですが、そういう嗜好性にするとスティーリー・ダンになっちまうかと思いながらですね、左近治が作るにはどう料理しよーかと思ってるワケですな。

手っ取り早いのが、ZERO7やSavath&Savalas風な音でアレンジしてみよーかな、と(笑)。

両者の特徴は、けだるいエレクトロ感がありながらも随所にアコースティックな風合いを織り交ぜるのが絶妙なんですな。そのアコースティック感も生っぽい質感ではなく、どこかしら汚してあるという(笑)、そういうダブにも通じる質感。それでいてローファイだけではなくラウドな音も使う、と。

そんな感じでビートニクスを作ってみよーかなーと思っているワケです。

『出口主義』収録の『蛇口』のライドの音なんて、ゲートでこれでもか!とばかりに切っていて実にkinkyさを感じるんですけど(笑)、蛇口は作らないかもしれませんぞ、と(笑)。


出口主義がリリースされた当時の左近治はですね、YMO関連アルバムを個人的にランキングすると、81年前後だと

●ニウロマンティック/高橋幸宏
●出口主義/The Beatniks
●BGM/YMO
●テクノデリック/YMO

という感じで、最も好きだったのはニウロマンティックだったという(笑)。まあ、それに影響されて今度は坂本教授つながりってワケでフリクションやらPhewを聴いていた時代でして、姿形はニューロマンティックで、音楽はクロスオーバー、心はパンクス(笑)、という若気の至りだった頃もありました。今じゃ血液メタボにならないよう日々努力を怠らないようにする毎日ですけどね(笑)。

ダーティー・エレクトロな思想でチト奮起してみましょうかね、と(笑)。