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Rain Season [たわごと♪]

異常気象真っ只中とはいえ、今は梅雨。寒いのはトコトン大丈夫でも暑いのは大の苦手な左近治。

CD業界じゃあ、大体この頃になると目にするのが「雨」をキーワードにしたコンピもの。買わずともどういう曲が収録されているかは大方察しがつく(笑)企画モノというシロモノですね。

企画する側からすれば、あまり知られていないような名曲でも入れたくなるんでしょうが、その手の企画モノというのは、やはり知名度の高い曲を鏤めないと、多くの顧客への訴求力を欠いてしまうのか、概ね味気ないモノになりがちなんです(笑)。

私が「雨」を企画するならば

It’s Raining / Rick Derringer
Walk Between Raidrops(雨に唄えば)/Donald Fagen

これら2曲はマストになるんでしょうが、世は梅雨時だからといってそれに乗っかって着うたリリースするような左近治じゃあありません(笑)。左近治はrotten to the core...もとい芯から天邪鬼なのはご理解いただけるのではないかと(笑)。

リック・デリンジャーのソロ・アルバム「All American Boy」で一番知られている曲というのはやはり「Rock’n Roll Hoochie Coo」、そう、酔いどれロックなワケですが(笑)、「It’s Raining」はそんなロックのイナタい香りを感じさせないようなフォークロアでどこかしらスティーヴン・ビショップやランディ・グッドラムのようなAOR系すらをも彷彿とさせてくれる小品。とてもイイ曲ですね。

ドナルド・フェイゲンの方はこりゃあもう語る必要はないでしょう(笑)。

でも、これら2曲っておそらく先のコンピレーション・アルバムの類にはまず収録されていないと思うんですよ。確認したワケじゃないですけどね(笑)。

「雨」をキーワードにして企画するという前提で選曲しているワケですが、実際に左近治が作ってまでリリースしようとすると少々趣きが変わるんで、どうせなら同じアーティストで別の曲リリースした方が左近治らしいかな、と。まあ、常にこういうスタンスなんです。

じゃあ、久々に名前を挙げたリック・デリンジャー。左近治がリリースしたのは着メロ16和音時代でしたでしょうかねえ、チョットうろ覚え・・・。「Rock’n Roll Hoochie Coo」ですが、この曲を着メロでリリースした理由は、FM音源で、この曲最大の特徴でもあるギターのブラッシング・ノイズを着メロでデフォルメできたら面白いだろうな、と(笑)。そういう意図でリリースしていたんですが、着うたでそのままギターのノイズのサンプル使ったりしてリリースしたら面白くないでしょ、と。

どうせリック・デリンジャーをリリースするなら「All American Boy」にはもっと他にも名曲があるだろうと思うワケですな。

「Teenage Love Affair」なんてェのはドゥービー・ブラザーズの「China Grove」辺りが好きな人にはたまらない曲だと思いますし、「Slide on Over Slinky」なんてェのは、この左近治がこのアルバム中最も好きな曲です(笑)。

「China Grove」なんて、確かフジテレビのCMでよく見かける「PJ」のCMで一時期流れていたと思うんですけどね(去年くらいでしたか、でも今左近治はフジ離れしてるんで判らない)。

まあ、これらを仮に提供したとしてもそのままじゃつまらないし、メディアで耳にしてからある程度時間を経過していれば原曲を手に入れている人も増えているワケですからそのまんまリリースしたんじゃつまらないんで放置するワケであります(笑)。

でも、Slide on Over Slinkyはリリースする価値あるかな、と(笑)。今朝方、ふとiPodのランダム再生から思い付いてココまで語ってしまいましたぞ、と。


BTW、明日7月6日はリリース日でけつかる。

先週分のサービスという感謝の気持ちも込めて(笑)、Virginia Sundayのデジタルパッドな音でリリース致します(笑)。

このデジパッド系の音についてはまた後日長々と語ろうかな、と思っております(笑)。