SSブログ

ヒートアイランド天国でモニタリング♪ [クダ巻き]

『音が逃げるんだよ』


つい最近、左近治が妙に納得した言葉をふと思い出したので、それについて語ってみようかな、と。


私の同窓生で教鞭を執っている者がおりましてですね、音響分野なんかもそのひとつでして、色々参考になるコトがあるんですね。

他にも、例えばマイクやらアウトボード機器の周波数特性をLogic ProのMatch EQにコンバートできるのも彼の多大なる協力があってのことなのです(笑)。ソフトの違法コピーじゃありませんので誤解なきようご理解願いたいと思います。

で、その彼曰く「音が逃げる」という表現は以下の通り。


音は気温が高いと速く進みますね。夏場だったり温度が高くなったりする場所だと音の速度が速くなって聴き取りづらくなるのだと。すなわち、それが「音が逃げる」という感覚だ、と。

夏場じゃあなくとも、満員のライヴ会場だのでも観客の体温でも温度が上がるシーンはあるし、夏場に避暑地でレコーディングするというのもそういうモニタリングのしやすさを求めてのコトなんだとか。



なるほどなあ、と妙に納得した左近治だったんですよ。

確かに、砂浜で繰り広げられる屋外ステージとか、そうじゃなくても暑い所って妙に音が「逃げる」感覚になるもんなぁ、と。確かに言われてみりゃその通りだぞ、と。さすが教鞭を執るだけあって、咀嚼されたその表現力にも感心してしまったワケですよ。

さらに付け加えると、自分が聴こえている場所が涼しかったりするだけではダメで、音源(音のソース)から自分の身の回りがそうでないと望ましくないんだとか。この距離の間で温度差がかなりあると音が逃げるというシーンに遭遇することになるのだと。場合によって季節は関係なく昼夜でも歴然とした違いがあるのだと。


フムフム、妙にナットク。ここの納得は、完全に引き込まれて納得してしまっている左近治でもあるんですけどね(笑)、言われてみると確かにそうだなあと二度納得してしまったんですよ。

そういや夏場でも釣りに行く時は、水辺では確かに音の聴こえ方が違うモンなあと思ったワケですよ。


暑さをこらえながら、エアコンが体にキツイ歳になってしまった左近治はそんな悪環境で耳コピ頑張っちゃってアホみたいですな(笑)。もっと汗かかにゃ(笑)。