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パソコン今昔物語 [クダ巻き]

AppleがWWDCにて色々アナウンスをしたようですが、まだまだサプライズは用意されているのではないかと期待が膨らむ一方で、左近治自身は、全ての作業をパソコン(MacやWindows問わず)に持ち込んでまで作業しようとは思ってはいないんですね。

私の場合は音楽制作という環境があるため、大多数のパソコンユーザーの使い方とは少々異なるかもしれませんが、その「大多数」のユーザーの使い方というのは殆どがWebブラウズかメールに集約されるのではないかと思うワケです。

Kクリを始める前辺り、そうですね前世紀辺りになるでしょうか。その頃左近治周辺でにわかにホットな話題となっていたのがFlashでした。Javaもそうですけどね。

軍艦島のFlashコンテンツは今見ても完成度が高いFlashサイトなワケですけれど、その当時は「これこそがFlashサイトのお手本だ」と思ったワケですね。今でもそうですけど。

左近治がナンタラ2.0というものを実感したのはその頃なんですね。ただネット環境はテレホーダイの時代ですよ(笑)。ADSLでもなく(笑)。

それから数年が経過して、多くのコアな情報が何時の間にか広告、例えばアフィリエイト稼ぎのための不要な広告やら、私のブログ含む日記みたいなモノだとか(笑)、情報としては金払ってもイイようなモノというのは極めて少なくなってしまったのが現状。

まあそりゃそうですよ。横浜に例えるなら外の方がみなとみらい訪れる際、皆が赴く方向やら、車使えば渋滞している道は限られていて、地元の人しか知らないような所はスイスイ。こういう所に有益なモノがあるんですよね。ネットでも似たような現象が起きているというワケです。

有益な情報のひとつ、例えばWikipedia。今では特定ジャンルのデータベース程度にしかなりさがってしまっているモノもあるんですが、Wikipediaは寄付をしなくともとりあえず無料で恩恵にあずかるコトが出来るワケですね。

その昔(とはいえ10年も経っていない)、マイクロソフトがエンカルタに注力していた頃、これは有償だったワケですね。Windowsがこれほど普及してユーザー数を獲得しているというのに、マイクロソフトはそういう情報ですらも広く無償にて提供するワケでもなく、Internet Explolerを実装していながらネット業界を牽引できずにGoogleやらYahoo!に寝首をかかれているという状況(笑)。RSSやらポッドキャストすらも二の足を踏んでしまうという、業界のリーダーとは思えない対応ぶりを見せてしまっているのが現実。

多くのIT技術者も、Windowsのベースとなるモノだけを間借りしてサーバやらを構築したりしているコトも多く、音楽面で見ればUSB2.0のドライバのサポートすら遅れ、IEEE1394a/b(Firewire)の対応も遅れ、自社のプロトコルが足かせになってしまっていたり、と。マルチキャストに勝手にパケット送出するシステムにおいて理論値に限りなく近いパフォーマンスがどれだけ出せるのかと疑問に思いつつも、MacでもWindowsでもデーモン(サービス)で動いてマルチタスクを実現しているワケでありますな。

それにしてもWindowsはリフォームのやっつけ仕事ばかりで、なぜ多くの利用者に無償にて還元できないのか。もはや株主重視になってしまっているワケですよ。慈善事業に手ェ出すなら、利用者に対して慈善的になるのがスジではないかと思うワケですけどねえ(笑)。