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「イナタい」と「テンパる」 [たわごと♪]

「イナタい」。

左近治が好んで使うコトバ(笑)。今、ネットで検索してみたら何と!このコトバ、どうもネガティヴな意味として用いられてしまっているような解説サイトがトップヒットしていてビックリなワケですが(笑)、左近治が使う「イナタい」はですね、


「泥臭い」
「渋い」
「いぶし銀」


という意味における「イイ」意味での用法で使ってきておりました。今でもそうだと思うんですけど、ことネットが当たり前の現在、なんでもかんでもネットで情報収集しようとする輩が増大する中で、限定的なコミュニティの言葉を安易に自身のボキャブラリーの糧にしようとしてしまって、意味も分かっていないのに掻い摘もうとする人が増えてきているのが残念ですな。

例えば聞き慣れないけど、どこか語感がよろしいのでついつい聞いてしまうような言葉なんてそりゃあ真砂の数ほどありますよ(笑)。技術畑じゃ最先端でも、お茶の間に届く時などマイナー・チェンジ程度の技術とかね。それにとりあえず名前付けましょうか「ユビキタス」とか(笑)、「ナントカ2.0」とかですね(笑)。

ヘタウマ、なんてのも本来ネガティヴ表現じゃなくて、ヘタっぽく聴こえるのに巧い!という味のある音に対しての美辞麗句だったワケですよ。仮にそういう系の音をネガティヴ表現するのであれば「器用貧乏」の方がマッチしているのではないかと思うんですけどねえ。

「テンパる」ってぇのも最近の代表的な例。

なにせ麻雀なんて知らないウチの家族が使い出しててビックリしてしまったんですけど(笑)、こちとら学生時代から学生服で雀荘入り浸りでしたから(笑)、DNAを受け継いでしまったのかと思いたくはないですが(笑)、テンパイってぇのは腕利きの連中と卓を囲むと、概ね自分の手を2回は作り直さないと勝てないワケですよ(笑)。

1つの手に集中して、その役に固執しすぎてしまったり、スケベ心出して高め狙って、6巡目あたりからテンパってるのに和了できない(笑)。コレが「テンパイ地獄」なワケですね。


テンパる、という最近の使い方というのは「テンパイ地獄」に易々と陥ってしまう、初心者にありがちなその様を形容して使い出したのではないかと思うんですよね。


「キレ」にキレまくって実行した所で、百害あって一利無し。
それなのに、キレないと気が済まない、愚痴こぼす、と。

それがテンパイ地獄に陥っている麻雀のヘタな人と妙に当てはまるから使われたのではないかと思うんですが、そういう使い方をしていた人とは違っているというか。まあ、テンパるにおいては私もそこまでは言えませんが、イナタいはチト違うぞ、と言いたいだけなんですけどね(笑)。