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Mumps/Hatfield and The North [プログレ]

5月18日リリース発表です。
まず、あなくろ本舗でのリリースは、Hatfield and The Northの名曲『Mumps』、悟生楽横町の方は『La Dolce Vita (甘い生活)/プロ野球ニュースメインテーマ』と『Acetone/Rhythm Ace リズムパターン@検索ちゃん風』の2曲、合計3曲のリリースとなっております。

『Mumps』については以前のブログでも何度か触れてきたコトなので、「ようやくリリース日か」と思われる方もいらっしゃるでしょうが(笑)、なにせ制作時期とリリース日とは結構間隔が空いておりましてですね(笑)、その辺りはご容赦を。

『Mumps』の原曲は何と言っても20分を超える大曲(笑)。そんな曲をどうやって45秒制限のある尺に封じ込めるのか!?

とはいえ、Mumpsのメインとおぼしきコア・テーマは原曲冒頭のイントロか曲終盤の「あの」テーマ部分でありましてですね、私左近治が今回制作したのではですね、エレピのパートは原曲イントロ部分を用いて、他は原曲最後の部分をイメージして作ってみたワケです。

ドラムが機械的なタッチのローファイ・サウンドなんですが、コレ、もう少しエッジを立たせるとボンゾ系の音になるんですね。ただ、ボンゾ系のローファイ・サウンドだと多くの携帯端末でシャ
リ感が出過ぎるんで、今回のこの音はエッジ感をあまり立たせずにこのようにとどめたんですよ。今回のこの音の処理は結構ドライで、アンビエンス感は極力抑えました。

変拍子が著しい曲ではありますが、メロディそのものが鼻歌感のある曲なので、「いかにも幾何学的変拍子!」という感じではないのがこの曲の最たる部分でして、自然な変拍子感を壊さないよう、ドラムのリフは自然に乗っかるように工夫してあるんで、奇異感のあるビートという風には感じないと思います。

原曲のコア・テーマ部分は概ね90秒ほどの尺が必要になるわけでして、今回リリースした部分はその半分程度なんですね。しかし大方この部分こそがMumpsたる特徴部分をかなり捉えているのではないかと思います。

Hatfield and The Northを耳にしたことが無かった方は、コレを聴いて原曲に興味を持っていただければな、と思います。プログレというよりは、クロスオーバー感を出してアレンジしたかっただけなんですが、メロディ部をシンセにしただけで結構雰囲気変わるモンです。ホントにクロスオーバーになっちゃいました。


悟生楽横町の方では2曲。

まずは『甘い生活~La Dolce Vita』。プロ野球ニュースのテーマ曲として使われていた曲ですね。これについても以前から語っていたコトでもありまして、既にリリースされているモノでもありますが、今回は曲の終わりを原曲リスペクト。さらには前回リリースしたモノとは全体的な音のイメージを変えておりますんで、その辺りはリンク先の過去の記事を読んでいただければ、と。

もう1曲はAcetoneのRhythm Aceを用いたリズムパターンのループなんですが、金曜深夜、テレ朝さんで放送されている『検索ちゃん』の思案中にかかるドンカマサウンド風にしてみましたよ、と(笑)。

味わいあるRhythm Aceの音。ある意味では、左近治が子供時代によく耳にした電子オルガン(エレクトーンなど)に内蔵されていたリズム音にも似たようなモノがあるんですが、ああいう素朴なドンカマ系サウンドというのは実に味わい深く、ついつい耳が注力されてしまうんですよ(笑)。

敢えて「電子オルガン」と語ったのは、電子オルガンの代表格「エレクトーン」は、単にヤマハさんの商標だからです(笑)。知らない人の方が少ない事情だとは思いますが、念のためこういう風に語っておきましたよ、と(笑)。

電子オルガンの類は河合楽器さんや松下さん(テクニクス)でも製造していたワケでして、それらの呼称については今回は触れませんが、まぁ、そういうワケでございます(笑)。