SSブログ

バラキ [たわごと♪]

薔薇の木じゃないですよ(笑)。バラキ。

チャールズ・ブロンソン主演の映画ですね。左近治が好きなチャールズ・ブロンソン主演の映画のひとつでもあります。古いなあ(笑)。

ま、チャールズ・ブロンソンと言えば、もうソコに言葉は要らないほどの有名なCMがありましてですね、それが・・・



『う~ん、マンダム!』



あ~あ、言っちゃった(笑)。

とまあ、マンダムのCMの『男の世界』が脳裏をよぎるワケですね。

勿論、左近治はその曲は手がけておりまして、近々リリースされるワケですけど(笑)。


実はコレと同時期に並行して制作していた洋楽関連曲があってですね、それがKISSの『Jungle』なワケですよ。

96年頃でしたかねえ、グランジ・サウンドを全面フィーチャーしてノー・メイクで発表した異色のアルバム。往年のKISSファンからは賛否両論があって「KISSにこういうサウンド演ってもらいたくない」という気持ちの方が強いのか、賛否とはいえ「否」の声がやや多かったような・・・。

それでもロック御大な人達が手掛けると、やはり音はカッコイイんですよコレが。

KISSはそれこそ昔から分数コードを巧みに使うロックなバンドだったんで、私左近治はベースを弾くということもあって、ジーン・シモンズの長い音価や全音下げチューニングやらコンポージング能力が大好きだったんですよ。

押弦する指と弦を爪弾く方の指。

どちらも硬いマメ作って弾いてやらにゃあ、ベースが鳴ってくれるサステインが乏しくなってすぐに減衰しちゃんですよ。どちらかといと汗かきの人より乾燥肌タイプの人の方が功を奏すると思うんですけどね。

ピック弾きの良さは、ピックの材質が指よりも硬いからこそ生まれる音というのがあって、ベースを心底鳴らすには格好の道具でもあるワケですよ。とはいえベースはピックで弾いてナンボとは言いませんけどね。

ベース演ってるとですね、その音そのものに耳が傾いてしまうんですよ。

指弾きタイプのベースでも、その人の持つ指の硬さが伝わってくるというか、よほど加工されていない音で無ければ、押弦側の指や弾く方の指の硬さがどんなモンかというのは判るんですね。

「この人硬い指してんだろーなー」という人の最右翼がリーランド・スクラー。

The Sectionの1stアルバム@ピザ・アルバム(タイトルは同名)を初めて聴いた時は本当におッたまげちゃいましたからねぇ・・・。70年代初頭におけるクロスオーバーの魁ともいえるその音に左近治は脳幹直撃食らったワケでしたが、ベースの音をトコトンこだわってもですね、周波数分布が概ね倍音をふんだんに含んだ音作りにしない限りは、着うたじゃあ、携帯着信音という携帯のスピーカーを鳴らすという前提なんで、オイシイ低域が再生できないのは当たり前田のクラッカーなワケでして、そこが実にもどかしいんですな。

先のKISSの『Jungle』も音作りにおいてはうまくいっているものの、オーディオ装置で聴く分には遜色ないと思うんですが、携帯端末のスピーカーというものを想定すると、果たしてうまいコト鳴ってくれるかというと、相当チャレンジなワケでして、リリースすら尻込みしてしまいそうな位判断に迷うワケです(笑)。

そうやってリリースが頓挫してしまう曲などは他にも沢山あってですね、作ったから即リリース!というコトではないのが左近治の制作裏事情なんですよ。

チャップマン・スティックのそれが、実音はかなり低い音でもある程度認識できるのは、ソレの持つ周波数スペクトラムの構造やらEQのセッティング、楽器固体が持つ特有の倍音構造がうまいこと加味されて、携帯端末スピーカーでもソコソコ鳴ってくれるワケでありますが、通常のベースだと色々弄っても、元のソースがスティックのような倍音構造やら独特の周波数分布にはなっておらず低域にシフトされたような音なんで、これらの音が加工系ベースの音だとしても、携帯端末で鳴らすと、もはや倍音成分だけが耳障りになりかねない難しさがあるんですな(笑)。

悩みが尽きないのも着うた制作の面白い側面でありますな。