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嗚呼、楽譜の読めない愚か者よ [クダ巻き]

私の周囲は私自身が当時からPerformerあるいはDPを勧めていたのもあって、MOTUユーザーが多かったんですけどね、やはりその、最近はLogic ProやらAbleton Live買ってる連中が実に増えました。

元々左近治がMacを買う目的はですね、浄書よりも素晴しいクオリティの楽譜を制作するコトだったんですね。SMFに打ち込んだデータをシームレス(とはいえ当時は結構編集大変だったぞ)に扱うコトができるんで。

なんでまたアナクロな楽譜にそこまで注力するのか!?と思われるかもしれませんけどね、読みやすい楽譜と共に、これほど伝わりやすい手段は他にはそうないと思います。

例えば、スティーリー・ダンの『Negative Girl』を知らない人に演奏してもらうために、じゃあ当時らしくカセット・テープに録音して渡すとしましょうか(笑)。

音楽好きでバンド演ってる人の中に譜面読める人の割合ってどんなモンでしょ!?たぶん非常に少ないのではないかと。

譜面読めなくても耳コピする!という気概のあるお方、さあ頑張ってスティーリー・ダン耳コピしてもらいましょう(笑)。

つーか、こんなコトやってたら時間だけが経過して勿体無いんですよね。少々冷酷ではありますが、そーゆー人に合わせて付き合ってられないのが現実なんですよ。初見で演奏するにはソコソコの楽器演奏の熟練度が必要なワケですが、楽譜読めない人だって楽器をしゃぶり尽くすくらい弾いていると思うんですね(笑)。じゃあ、それくらい楽器に触れ合ったのなら、予想も付かないようなフレーズ提示しても熟練度の前に簡単に弾きこなせるコトが出来るはずですよね。

楽譜の読めない人はですね、手グセが非常に多く、勝手な解釈する人が多いんです。音楽こそセンス!という大義名分を言い訳にしてしまって、初めてお目にかかるようなフレーズには結構弱い人が多いんです。

「俺を練習に追いやるようなフレーズの楽譜持って来い!」

やっぱり、音楽を志す者、コレくらいの気概が無いとダメなんですよ。クラシックなんて全く弾いたコトもない、だけどピアノは達者。読譜可能。さーて「幻想即興曲」初見でどうぞ、と。

それでもスンナリ弾くくらい、どんなフレーズで楽譜がやって来ようともそれを弾くことのレベルに達している、という自分との格闘の目安でもあるんですね。楽譜ってェのは。

ま、分かりやすく言えば、オンナの事を知らないで子供作るコトは出来んのですわ(笑)。

楽譜が読めない人というのは、すなわち好きな女性の顔見てるだけで満足。みたいな、それくらい浅いレベルと左近治は思っております。

楽譜というのはですね、音符すら読み書きできない者への最高のセキュリティだと思うんですけどね、違法コピーにおいての(笑)。読み書きできる相手へ売れてしまうならどうでもいいのかな、たぶん(笑)。

まあ、楽譜あんまり蔑ろにするなよ、と(笑)。