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小学6年生を考える [たわごと♪]

小6と言うと、数えで今年12歳になるワケですな。一回りの昔は1995年ってェワケでありまして、左近治にとっての音楽の当たり年でもあった頃に生まれた子たちが今小学6年生というワケでございますな。

携帯電話の保証金も無くなって1.5GHzのドコモのケータイを始めて手に入れたのも奇しくもこの年だったワケであります。

左近治にとっての90年代の音楽の当たり年はですね、94、95、99年が当たり年でして、この頃リリースされたアルバムは結構な数がコレクションになっているワケですが、パソコン界の尺度で見るとですね、95年の私の愛機はQuadra 840AVでした。CD-Rドライブを手に入れたのはこの前年。もちろん焼き速度は等倍です(笑)。しかも要キャディ(笑)。

カーステ再生用にCDをコピーするにしてもですね、実時間(実際はそれ以上)かかる時代ですよ。2GBの外付けHDD(フルピッチSCSI)と等速CD-Rドライブをセットで買うと、当時で10万円は超えておりましたでしょうか(笑)。CD-Rメディアも高かったですからねえ(笑)。

CDのコピー天国になってしまった背景には、CD-Rの焼き速度と読み速度の高速化が影響していると思うんですが、実時間を必要とするような時代では違法コピーなんて横行してはいなかったと思うんですね。高速処理によるコンバートと焼き速度の高速化がお茶の間に普及してしまったからこそコピー天国が生まれてしまったワケですね。

DAWの方面で当時を語るとですね、当時オーディオインターフェースの代用にしていたのがDATデッキ(笑)。録音待機状態にして録音しちまうという、実にみみっちい使い方です(笑)。ADATも買ったり、YAMAHAのProMix 01買った1年以内に02Rが出てしまうという悲劇を味わった左近治でありました(笑)。

この頃の左近治はサンプラー・ジャンキーでして、AKAI S-3200XLにDSPボード付けてMESAを弄りまくるという頃でした。鍵盤はTrinityで。S-3200XLはパラメータのSysExデータをMIDIアウトから創出しないんで、付属のマニュアルじゃ掲載されておらず(笑)、メーカーに頼んで全パラメータのSysExアサイン表を提供してもらって、それをDPのカスタム・コンソール上にアサインしたりとかですね、MIDIを弄っていて一番楽しかった時代であったワケです。

Cubase VST(Virtual Studio Technology)がアナウンスされたのもこの頃でしたか。それを考えると、現在のDAWは12年前の1995年から爆発的な発展を成し遂げたきたと言っても過言ではないでしょうな。

MIDI弄りが楽しかったというこの頃の左近治のMIDI環境(打ち込み)もですね、実際はMIDI編集による機械の演奏をより高度に楽しむのもそうではあったんですが、ポストスクリプトプリンタが安くなった時でもあったんで、私はFinaleを使ってより速くスムーズに楽譜制作と印刷ができるというコトの楽しみの方が大きかったワケです。

元々はMacを手に入れたのはキレイな楽譜を作りたいんで、MIDIデータを活用しながらデータをやり取りできるという所に惹かれたからでありまして。その前からATARIの1040STでNortator使ってましたからね。

QuickDrawGXのリリースが待ち遠しかった頃、PSプリンタが安くなったのは本当に有難かったモノであります。IllustratorとQuark XPressとFinaleこそがMESAやDPよりも楽しかった作業でありました。

今ではペーパーレスになり、味気ないと思っていたCD装丁どころか実体の無いファイル形式の音楽。便利になったとはいえ、やはり物理的な「アイテム」の質感を楽しみたいなあと懐かしむ左近治でありました(笑)。