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今日も能天気ィ~♪(サザエさん風 [たわごと♪]

イイ天気じゃない日は気分だけでも能天気にせねばなるまいと心に誓う左近治。何と言っても1週間の始まり月曜日に陰鬱な気分に浸っているようでは先が思いやられるってモンでさぁ(笑)。

そういや、スティーリー・ダンの曲で『Black Friday』ってェのがありましたね右トラックがウーリッツァーで左トラックがローズの。何年か前の株式市場のブラック・マンデーってェのもありましたっけ。左近治にブラックな曜日は無いのでありますよ。

週末はですね、納品も済ませたんですよ。GW前にリリースされるであろう曲達をですね。

左近治のGWは子供でも連れて精進湖のほとりのパノラマ台か菩薩峠にでも行こうと思っているんですが、車動かすにしても渋滞のコト考えると実にアタマが痛くなるモンなんですわ。イライラしながら運転はしたくないんですけどね。こーゆー時にカーステで普段自分が聴いている曲で気持ちを落ち着かせようとしても、曲の良さと外界の雰囲気の悪さのミスマッチにより、実は余計にイライラを募らせてしまうモンなんですな。

こーゆー時こそ家族の用意した能天気な飛び道具系の曲をカーステで流しながら大声で合唱する方がストレス発散になるんですよ(笑)。カーステフルテンってェワケじゃあないんですけどね(笑)。

あんまり血圧上げても仕方ないワケで色々な工夫をしているのでありますが、トシ取るとですね、上はそうでもなくても下が上がってくるんですよ。数年前は下の血圧なんて60切ってたのに(笑)。

そういう風に血圧のコト考えていたら、オーディオ信号のノイズフロアやらディザリングのコトが脳裏をよぎりましてですね、毎週そういやチマチマデジタル信号編集してるんだなぁ~と実感しつつ、疲弊感にも似た喜びを抱いていたんですな(笑)。

ところで、左近治が納品している着うたファイルですが、着うたファイルを作る前のPCMオーディオファイルは一体どうやって作っているのか!?と言いますとですね、特に秘密も何もあるワケではないんですが、着うたファイルと言っても色々種類があって、異なるビットレート用やら異なる機種用のオーディオファイルは用意しているんですね。

例えば、ある1曲の着うたを作る場合、

1. 24bit/96kHz
2. 16bit/44.1kHz

を作るワケですが、「2」番目は実は色んな種類があってですね、ダウンコンバージョン時にディザリングを施さない物や、ディザリングやノイズシェイピングを施したモノなど色々用意するワケです。と同時にモノラルとステレオファイルを別々に生成、と。

ディザリングを施すとですねご存知の通り、ノイズフロアが上がります。ノイズシェイピングを施すと、高周波の可聴帯域限界付近のノイズフロアが上がるのを押し込めて、他の帯域のノイズフロアがそんなに上がらないようになっているワケですが、これらは色んなアルゴリズムがあるんで、左近治はLogic Proもそうですが、他の波形編集ソフトなども使いながらディザを施す必要がある時は色々試行錯誤しているワケです。圧縮率の高い、すなわち低ビットレートの着うたファイルにはディザを施したモノを使うワケですが、特別なコトをしているワケではありません。

ノイズシェイピングを施したもので着うたコンバートすると、ノイズフロアが上がるであろう帯域の部分が着うた生成時にカットされるんでコレは意外と使えます(笑)。とはいえ高ビットレート用じゃないと意味ないんですけどね(笑)。曲の物理的なテンポや、リフの目立った音の音量変化やそれらのリズミックな具合や周波数分布で、着うた生成時の音が変化を起こすような曲があって、こういう時にその変化の大きさを回避するような時に色んなディザを試したりもします。しかし、余りに大きな変化にはEQやマルチバンドのリミッターなどが最適なんですけどね。

オーディオファイルの血圧というのも色々編集しているのでありますよ。