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スティーリー・ダンde耳のヘッポコ度診断! [スティーリー・ダン]

スティーリー・ダンのファンは、多かれ少なかれその類稀な平均律の極みとも呼べる通常のコードネームでは表せないような斬新なハーモニーに惹かれ音に関してはチトうるさい方々の比率が高いものと察します。

スティーリー・ダンの中でも代表的なアルバム「Aja」。今回はこのアルバムの1曲目の「Black Cow」を用いてきちんと音を聞き取れているかどうかを診断してみましょうか。結構ヘッポコ耳な人が多いので、底意地の悪い左近治は(笑)、今回に限ったことではなく昔からこの曲を使ってカマかけたりテストしたりしたモンです、ハイ。

んじゃ、早速テスト行きますか。

Black Cowの1回目のサビが終わり、2番に行く直前(Down to green streetの直前)の小節にてテストを行います。

歌詞の「Down to green street」というのは弱起で入って来ますが、3拍目8分の裏ですね。この小節の2拍目(スネアの鳴る位置)をよ~く耳を凝らしてみてくださいな。

スネアが2拍目で鳴る直前、まあ、ほぼ2拍目なんですが若干スネアより前に三角波系の非常にディケイタイムの短いアナログ・シンセのような音でB♭音が鳴ります。ほぼ2拍目ですが若干前ノリになってるんでしょうな。

この音は未だにナゾなのでありますが、聞き取れていない人が実に多いのですね。こうやってタイミングを教えても全く聞き取れない人がいるのですから驚きです。私の周囲の知人でもいまだに聞き取れないヘッポコ耳の人間は結構います(笑)。

ちなみに、アルバム「Aja」はもとより、ベスト・アルバムの「Gold」の方が聞き取りやすいでしょう。まあ、それでも聞き取れない人が実に多いんですが、ヒマと興味があったら試してみてください。

この音がリスニング環境の差異によって音が聞こえなくなってしまったという現象は左近治にはありません。壊れたステレオとかは別として(笑)。まともな再生装置なら電話越しでも聞こえると思います。

聞き取れなかったら!?

う~ん、残念ながら負け組ですな。