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(後編)坂本龍一の演奏に見られるポリ・メトリックとノート・イネガル考察 [楽理]

(承前) 結論から言えば先の「Elastic Dummy」の当該部分というのは、8分音符のリズムを感じ乍らそれに飲まれない様に1拍5連を刻むリズムで奏する、というのが最大のポイントなのです。故に、その「飲み込まれない」為の重し付けとして、上声部と下声部に分けた音符で表わした訳なのですが、その辺りは順に説明して行きますのでご容赦を。


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