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ウォルター・ベッカー解説への準備運動 [スティーリー・ダン]

扨て、前回の「よくありそうな」コード進行を聴いていただいた方もいらっしゃるでありましょうが、今回も前回のコード進行を利用しつつ、ほんの少し変化を与えつつ、毒ッ気を与えた感じにしてみましたので、それがどういう風に聴こえるのかという所を聴いていただく事に。



まあ、こういう風に例となる曲を用意してコード進行やらメロディック・マイナー・モードを拝借した世界感を演出して解説してはいるものの、最近左近治が入手した某エフェクト・プラグインの効果の「お試し」というのも裏側の事情であります(笑)。

今回のモチーフ(サブ・メロディ的な)は少々変えてはおりますものの、大局的にはほぼ同じ。エレピのヴォイシングも変えたり、コード自体前回とは違う所があるものの、ウォルター・ベッカー関連の左近治ブログを延々お読みになっていただいている方なら、どういう変化を与えたのかはすぐにお判りになるでしょう。

今回は敢えてコード進行は載せませんが、判りやすいようにしてありますので、これくらいは耳コピしていただきたいな、と思うばかりです(笑)。

スティーリー・ダンを耳コピしようとは思わない、という人も私の周囲にはおりますが、聴こえている音を採るのにそんなに苦労が伴うのだろうかと不思議になるモノですが、スティーリー・ダンよりも遥かに容易だと思われますので、音を採ってもらいたいと思うばかりです。

但し、耳コピにおいて致命的な要素を持っている人だと、今回のコードを巧く聴き取ることが出来ないというヴォイシングの細工も施してあるので、簡単ではあるんですが特定の方には難しい内容にもなっております(笑)。底意地の悪い左近治の本領発揮といったところかもしれませんが(笑)、未来永劫致命的なままでいるワケではないでしょうから、これもトレーニングと思って試してもらいたいものであります。

その辺の「ナンタラ」も追々語っていこうと思いますんで、興味深いないようにしていきたいな、と。

それと、ウォルター・ベッカーの「サーカス・マネー」国内版の発売も控えており、それらに合わせるかのように私自身もまた解説する記事も用意しておりますし、そろそろ「11の心象」についても準備しないといけないと思いまして、その前フリだと思っていただければと思います。

実は左近治が配慮したのが前回と今回のワンクッションだったのであります。なにもてめえがプラグイン試してみるだけのサンプル曲を用意しただけの愚直な行動とはまた少し意味合いが違いますのでご容赦を(笑)。