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Somebody’s Saturday Night - ウォルター・ベッカー Circus Money Analysis [スティーリー・ダン]

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もう、この曲はイナタ目ギターが好きな人には堪らない曲でしょうな。ハイラム・ブロックやアルバート・コリンズなど、「ゴッキーン!」なイナタい感じのギター・サウンドが好きな人にはオススメです。なによりギター・ソロの「危険な」毒味がたまらんのですわ(笑)。

旧来のSDファンなら、この曲に「Time Out of Mind」やら「Chain Lightning」のような曲調を投影出来ると思います。

曲中盤のブリッジ部で、歌詞が「 To blame the whole thing on〜♪」の部分は、G#7(#11、13) --> D7(#9、#11)という風に裏コードで楽しんでます。どちらも5th音はomitしてよろしいと思いますけどね(和声的に)。

で、Gのトニックに戻るっていうわけです。

個人的にはこの曲には中期〜後期のSDっぽさを感じていて、私だったらこの曲をアルバム最後にしたかもしれません(笑)。

いわゆるサビのコード進行(フェードアウト時のアレ)はいつまでも聴き続けていたくなるような心地よさを備えております。

まあ、何よりギターは非常にイナタく、好きな音ですね。