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ウォルター・ベッカーと字一色七対子 [スティーリー・ダン]

先日、仲間内でスタジオに入っていた時のほんの一休み中、左近治はキーボードのやつの所に行って「Paging Audrey」の曲冒頭のコード進行を弾いてみたんですね。

ウォルター・ベッカーの新譜が発売されているということは知ってはいてもまだ手に入れていない仲間のひとりだったんですが、私の弾いたコード進行のそれに早速食い付いてきました!(笑)。

原曲の方は、アコピとローズで分け合いながら、ローズが巧いこと次のコードへ掛留(サスペンデッド)して、3度ベースとルートのそれを多様に演出しているのですが、この辺りのコード進行、実はベッカー先生の「毒」が少なくとも2カ所あることは既にお気付きの方もいらっしゃることでしょう(後日詳細を語りますが)。

まあ、そんなさりげない布教活動をしながら「Circus Money」の魅力を伝えているという左近治。

話が盛り上がった所で、近くの雀荘で麻雀となってしまったワケですが(笑)、全自動麻雀卓の成せる技!左近治、親にて字一色七対子をテンパりました(笑)。

結果は流局だったんですけどね・・・。11巡目からテンパってるというのに(笑)。なんとツモの弱いコトか。

スケベ心ムキ出しに欲張ってはいけません。ただそんなデカ手を和了れなかったリグレットよりも、麻雀がてらにSDやら音楽面のコアな話題を語り合えた時間を持てたことが喜ばしいことだったワケですな。

若い頃と違ってそうそう大の大人が数人集まることなど少なくなってしまった昨今、いじくり、いじくられながらワイワイ楽しく気の合った連中と共にするのはやはりイイものだな、と実感。

そもそも麻雀など予定に無く、事の発端はなぜか私が「Paging Audrey」を弾きだして話が盛り上がってきた所で、スタジオ終わって雀荘行くか!って話になったのがキッカケ。トシ取ってくるとイレギュラーな出来事に対応することがてんで弱くなって、てめえが音頭取らないと息つけねー、という気苦労があるもんですが、やはりそこは音楽のパワーなんでしょうか。

好きな音楽を語り合い、卓を囲んで夜通し遊ぶ、と。こーゆーのもオツですな。


そうそう。ウォルター・ベッカー「Circus Money」の各曲解説はそろそろオッ始めると思いますので。それでは今日はこの辺で。