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ノクターン、かぁ [たわごと♪]

そういやMOTUのPerformer(DPじゃないですよ)に付いてきたMIDIファイルってショパンのノクターンだったっけ(笑)。

90年代前半にはミシェル・ンデゲオチェロとハービー・ハンコックのコラボの「Nocturnal Sunshine」という名曲もありました。

いや、今回「ノクターン」に想うのは、Novationの「Nocturne」なんですよね。低価格、しかもDAW上のプラグインのパラメーターにですね、す~ぐアサインしてアクセス化。カーソルをコントローラにアサイン出来て記録も可能なワケですよ。Logicはpest it offされているようですが(笑)サードパーティーの用意されたプラグインならコントロール可能なようです(笑)。アサイナブルでテンプレートも多数用意されている、と。まだ現物見たワケじゃないんですが(笑)。

何に驚いているのかというと、パソコン周りの操作体系(音楽)は変われば変わるものだなぁ、としきりに思うワケでして、カワイのMM-16なんてこう言っては悪いけれども、当時は殆ど見向きされていなかったに等しい(笑)。それがProToolsが徐々にポピュラーになり始めるとJL Cooperとかからバカ高いコントローラ発売されてたりとか(笑)。

任天堂のWiiやらAppleのiPhone。判ってる所はみんな判っている。カラダも頭もひとつしかない。四肢あるし指はあっても画面周りにへばりついて主導権握っているのはほぼひとりが常なのだ!

せめて多くの操作を同時に、或いは直感的に操作したいキモチの表れが世をそうさせていくのでありましょう。人間工学やら心理面までも考慮すればポピュレーション・ステレオタイプの分野にまで考えが及ぶ。掌の置き方をそもそも全く違う観点だからマイクロソフトの作るマウスは分厚い筐体でMacのそれのように薄く、前側だけを軽くつまんで手首の角度を極力浅くする設計とは対称的なワケですな。

DAWの世界なんぞUIの殆どは鍵盤あってナンボのところがあるから、鍵盤弾けない者にしてみればそれだけでも無理強い迫られる、と。ベロシティなんて「押す力」だと勘違いしている人が多いのも普通。なにせノート・オフ・ベロシティに対応している鍵盤すら少ないのが現状(笑)。

鍵盤は打鍵と離鍵のスピードこそが命。だからこそ「ベロシティ」。だけれども人によっては白と黒のスイッチでしかない(笑)。

そんなスイッチやらドラムパッドだけではなくて、もっと他に感覚的に多くの操作ができるUIこそが求められているんでしょうなあ。

昔と比較すりゃデスクトップの面積ですら広大。まあ、近い内に専用コントローラー買うことなく、iPod touchかiPhoneをMacに繋いじゃえばコントローラーに早代わり!という風に入力デバイスのアシストとしても十分に発揮できるような機能がすぐに付いてしまうでしょう。わざわざ専用デバイス買うことなく、iPodユーザーが恩恵にあずかれるであろう、と。

ま、左近治の希望的観測も往々にして含んでいるものの、そう遠くない内に実現しちゃうと思うんですな。

マルチタッチをアップルではないどこかが引っさげても、場合によってはボートのオール漕ぐように真逆の動き採り入れちゃったりするところも必ず出てくるでありましょう(笑)。

LED照明の調光もColorSyncでバッチリ!Zライトやら他の高級ライトで制作しているクリエイターの方々もマルチタッチで思いのままの調光ができたりとか。

操作の部分にここまで敏感になる理由は、どんなにパソコンの処理が速くなろうが1日の時間は皆等しいし、工数が極端に短くなるワケではないんですよ。ゆとりが出てもより濃密に仕事しようとするのが実情なんじゃないでしょうか。

CDの実時間の何十分の1の速さでコンバートできても40倍速で曲聴いたりするワケじゃないですし(笑)。

たとえばiPodの普及は個人で音楽を楽しむ、音楽に没頭できるシチュエーションを多くの人に提供しているワケで、音楽に浸れる魅力は深まっているにも関わらず、そこに気付かずにJ-POP詣で時代のように売ろうとしている所もまだある(笑)。

トコトン釣果の悪い時に水面(みなも)から見えるブラックバスの群れ。

見える魚は釣れないとよ~く言ったモノですが、バスだろうが裸の女性だろうがそこに何匹・何人いようとも相手できるのはただひとり。

哀しいかな我が竿もただひとつ(笑)。

場合によっちゃあ釣れないコトのほうが多い。どうせ釣れずに空振りなら、家で「素振り」の練習してた方がマシってか(笑)。釣果悪けりゃ枝垂れ桜の花吹雪。竿はむせび泣き、竿先の露のキレも悪くなるってモンでさぁ。

欲張って投網しようがはえなわしようが、得られるものは音楽の場合だと結果が違ってくる、と(笑)。操作を欲張ることなく直感的にマルチに触れる、と。

実はマルチタッチというのは直感的であるものの、思考はそれに集中させていることを忘れてはなりません。思考ひとつでいくつ直感的に弄れるのか!?そこに気付いているAppleと任天堂。他のエセ・マルチタッチはというと?その差は歴然でしょ(笑)。ヒマもてあましてくれるワケだからそこで別の考えを起こさないとダメなのが次の時代なんですな。

でもですね、どこかから必ず「水飲みながら呼吸しちゃう」ようなUI作ってくるはずですから、その時は笑ってあげればイイのであります。面白くなりそうですな、こりゃ(笑)。