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ヒドイね、消費税。 [クダ巻き]

肥大化する左近治のハードディスクの中身。大容量データがひしめく昨今、標準的な制作環境が24ビット96kHzだとホントにハードディスク何台あっても足りません(笑)。映像扱う人ならもっとすごい状況なのでありましょう。

先の3月の久々の円高の時にG-RAID2を個人輸入した左近治だったのですが、昨年もKOMPLETE5のアップグレードやらで宅配業者に手数料やら「消費税」なるものを徴収されたことはあったものの、消費税がうんぬんということには気付かずに居たんですが、G-RAID2買った時にたまたま配送の担当者が手数料やら消費税やら詳しく語ってくれたことをキッカケに、その後課税されている「消費税」について税関に訊いてみたんですな。

「なにゆえ海外通販のものに消費税が掛かるのか?」と。

早い話が、外国で買われたものであろうが個人の消費(国内)であるから輸入されてきた時点で4%やらなんやらでとりあえず5%(正確には5%に満たない額ですが、詳しく知りたい方は関係各所まで)近くの消費税というのを支払う義務があるんだそうで・・・。

いやあ、こんなのいつ決まっていたんだろ?とあらためて振り返る始末。たぶんここ数年のことなんでしょうけどね。

CIF価格(=しふかかく)というものから計算されるらしいんですが、いくら関税率ゼロの商品でもあっても、消費税という名目の関税じゃねえか、コレ!と思ったワケなんですな。しかも税関の方の説明によれば、一律徴収されるわけではなくて課税されない時もある、と。なんだそりゃ!?(笑)。たまたま取られない時の基準すらわからねえってこってすわ(笑)。

これまで海外通販とかやり取りしてきたものの、まさか消費税がこんな形に知らぬところで拡大されていたとは、現政権や官僚おそるべし!と思ったモンですよ(笑)。

iPod課金がどーのこーのと、某団体はカネの匂い嗅ぎつけてはせしめようとする。国内に限ったことではないんでしょうが、合法コンテンツが売られている時点で著作権料払っていることになっているはずなのに、一体どこが更なるカネを欲しがるのか!?キッチリ配分されているのであらば、いくらCD産業下火と揶揄される時代でも著作者にはカネ行き渡るはずなんですけどね(笑)。

ま、J-POP隆盛の時におこぼれにあずかって、巨大なカネの中からチョロマカしていた輩がどこかにいるのではないかと思っているんですけどね(笑)。著作権料の果てしない連鎖的徴収。理由を付けてシステム整備されてカネ入ってくればシメたモノ!(笑)。

そりゃあそうですよ。音楽著作権管理を独占的に管理させないよう自由化しましたって、実は著作権管理を「名目上」行う団体を自由化しただけのことで、経産省の団塊世代の方々の天下り先を確保してやらにゃあならなかったのですから(笑)。なんでしたっけ?デジタルナンタラとか2つ3つくらい外郭団体いつの間にか出来ちゃってます(笑)。

レンタルCDショップのみかじめ料も一定以上払っているから大口の上得意様には口をつぐみ、末端消費者からはアレコレ理由つけて二重三重の不必要なカネをせしめようとする、と。時にはそれが消費者ではなくメーカーに矛先が向くワケですな。儲かってそうだったり有名な会社っていうのは今も昔も昔からこうして「虫」が付いてくるワケなんですな(笑)。その虫追っ払うには政治の舞台に刺客を送り込め、と(笑)。この先日本はどうなるんでしょう?(笑)。その内一般庶民は心臓が動くだけの生きた木乃伊化にされちゃうんでしょうか?(笑)。

大企業の輸出なんぞとても優遇されているらしいんですが、その分少しでも民衆からせしめるってぇ魂胆なのかもしれません(笑)。たかが数千円とはいえ、国内配送業者からいきなり玄関口で予想外の金払うのは聊か気分がよろしいモノではないですよ(笑)。前もって税関から連絡があるってえんなら別ですけどね。

「今回学んだでしょうから、今後輸入する際には気分良く消費税払ってくれよ」ってか(笑)。

そういや消費税が日本で始めて導入された年、左近治はある一台の新車買った時だったんで、よ~く覚えているんですが、消費税「6%」取られました(笑)。

「消費税って3%じゃないんですか?」(当時)

とディーラーの営業マンに言ったんですが、確か「車両代金とエアコン」は6%だったような記憶があります(笑)。数百万の車にさらに3%の価格って結構デカいですよ(笑)。ちょっとした値引額くらいに匹敵したと記憶しております。

その後Mac買ったんですが車とほぼ同額でも消費税は3%だったんで安く感じたくらい(一応皮肉っているつもり)。

まあ、それで新車販売が伸びたのか落ち込んだか理由は定かじゃないんですが、次に新車買った時にゃあ3%になってましたっけ。

これって庶民の声でそうなったワケじゃないですよね。新車買うまで消費税6%であることすら知らなかった左近治。そんな声、全く聞かなかったですし(笑)。業界の突き上げには従っているんでしょうな(笑)。

赤字企業は消費税払わなくてもイイなんて嘘かホントか判らないハナシも聞いたことのあった左近治ですが(笑)、彼らにとって「物分り」がイイのか、左近治はなぜかそういうシーンでは消費税で損したような気分に陥ることが何度かあったなーと思ったモンでした。

「外国人の知人に輸入してもらった方がよっぽど良かった」と思うことしきり(笑)。

ただ、CIF価格ってぇのは物流の送料(保険代含)もあっての価格とのことで、いくらギフト扱いで日本に持ち込んでも、それ相応の保険やら掛かって送るでしょうから、結局その金額から消費税は課金されるという仕組みですな。数千円とCIF価格に送料込みで書かれていても、そこから5%近い消費税が課金される、と。

郵政民営化にしてもそのメリットがどれほどの民衆レベルに及んでいるのか(笑)。

みんなで川に稚魚放流して「大きくなって戻って来てね♪」と、結局は食い物のためのキレイごとではあるものの、いまやその稚魚たちも領海手前で外資に根こそぎ「はえなわ」に等しく持っていかれ(笑)、それを日本に「売りつけられる」と。

ただでさえ資源の少ない日本なのに、てめえン所で放流した稚魚すら戻ってこない社会になってしまい、まさに郵政民営化に投影できるような気がします(笑)。巧いこと騙されたモンですなあ、日本の国民のみなさん。

ヘッジファンドの人達が資源関連に手ェ出して波風立てているモンだから、そういう資源関連の品目はできるかぎり価格高騰を防ぐ手立てをしなければならないのに、国の借金増やすよりも外資に迎合して金バラ撒き。小麦がすぐに3倍値上がりするワケですから、この国の備蓄や危機回避能力は無いに等しいのかもしれませんな。大地震来た日にゃあ、こりゃもう目も当てられないかもしれませんな。チョットやり過ぎなんじゃねーの?と思うばかり(笑)。

とまあ、ハードディスク個人輸入する羽目になったのは、てめえの制作環境があまりにもデータ喰らいだからなんですな(笑)。24ビット96kHzでやってりゃあCDフォーマットの3倍超ですからね。仮にLogicでフリーズトラックのデータ多用しているとすればそのデータ容量なんてDVD-RのDLでも1曲1枚に収まるかどうかも判らないほどデータ容量費やしますよ(笑)。

フリーズトラックを使わざるを得ないようなことは最近は無いものの、音楽や映像関連ってぇのはハードディスクの容量いくらあっても足りないと感じるモンなんですわ。昔の10MBの感覚が今では1GBに匹敵するんじゃないでしょうか!?PCM自体のデータに変化は無くとも、こなせる数(トラック)が昔とは全然違いますし。

まあ、RAMディスクなんて呼んでいた時代が懐かしもので、作業効率がアップするので結構使われた手法でしたが、音楽関係ではあまり馴染みがないかもしれません。強いて言うならFinale使うくらい。いわゆるRAMレコーディングというのもありましたけどね。

何はともあれ、HDDというのは昔から足枷になってしまっているんですな。24ビット96kHzじゃCDフォーマットの3倍以上のデータ増大(笑)。192kHzが主流になりきれないのも取り扱えるトラック数はもとよりHDD周りの負荷を考えればそれも当然なのかもしれませんな。

レコーディング環境のハイエンド機器が大きく代わり映えしないのもその辺りに要因があるのかもしれませんな。徹底的に高音質になるとはいえ、要求される現場の実際とは違う、と。

とはいえ、DAD(Digital Audio Denmark)社のAX24のようなお化けコンバータとかは買えないにしても興味は尽きないものでありまして、ああいうハイエンド機器がいずれ裾野に富をもたらすのでありましょう(笑)。そういや昔アメリカのエフェクト関連メーカーで「ADA」(=エーダ社)というのがありましたね。「えーでぃーえー」と呼ばれることが多かったと思いますが、本国メーカーが「エーダ」っつってんのに日本の代理店や小売店と来たら(笑)。私、ADAのMIDIプログラマブル2チャンネルGEQ使ってましたっけ。フットコントローラやDIN7ピンの専用ケーブル(MIDIケーブルにファンタム用の線足したようなモン)がやたら高かった記憶があります。KORGのA3が出てお役御免。

こういうハイエンド機器の導入例や現地法人の取材やらを音楽誌には載せてほしいもんですが、なぜか代理店経由の広告記事のようなものになってしまったり(笑)。こういうメーカーではどういうクロックジェネレータをリファレンス機としているのかとか。そういう所での興味は尽きないんですね。

たかだか数千円の消費税でグダグダ抜かしてんじゃねえ、と一部の人からは思われるかもしれません。そんなヤツのハイエンド機器への興味など身の程知らずとも言われそうです(笑)。

道知らないフリされて遠回りされたタクシーの100円にも満たない額ですらも消費者は敏感だってぇコトを今一度理解しなければなりませな(笑)。その内コンビニでも100円高くなったからってグダグダ抜かすな!なんて言われてしまう世の中になっちゃうんでしょうか?(笑)。

総理大臣挿げ替えるだけで国会は何も変わっていなくても支持率はアップしちゃうという、その程度の理解の人が多いと思われているからこそ、こんな不必要なシステム整備って彼らにとってはやりやすい天国なのかもしれませんね(笑)。