SSブログ

iPodで痛感すること [Apple]

カセットテープ時代の頃のウォークマンでも、録音したデッキとのテープスピードが違っているため再生ピッチが大きく変わることで結局敬遠していたアウトドアでの音楽視聴。CDが本当に普及しだしたのは平成元年くらいの頃なのでありまして、その後CDウォークマンとやらが出てきてはいても、非常に貴重なCDを持ち歩きたくないという想いから(笑)、「早くCD-R発売されないかなあ」などと思ったことしきり。

MDが出た時は車での視聴用に即買った(←実際は多くの家電類買った時にオマケしてもらった)ワケでしたが、CDと同じようにクイックサーチができるのが何よりの利点。

その後iPodの操作性というのは車社会では「これしかない」といわんばかりの簡単な操作性を引っさげているので受け入れられたワケですが、車社会で運転に注力させない操作物というのは現在はケータイなんですな(笑)。もちろん運転中のケータイは禁止されましたけど。

車社会でもこういう変化があったワケですが、左近治にとっての変化は外で音楽を聴くという行動はもとより、ヘッドフォン(イヤフォン)を装着するシーンが格段に増えたな、という事なんですな。

ヘッドフォンで注力して視聴することによってあらためて気付かされる「隠れた音」。もちろんモノによっては隠れた音が「更に」隠れるモノも少なくありません(笑)。特に中高域をふんだんにカットしたストラトのハーフトーン系のカッティングの音の類とか(笑)。

でも、iPodに標準で付いてくるイヤフォンって、このミドルレンジが実に豊かで、デッドポイントを全く感じないんですね。耳への据わりが悪いと途端に低域が抜けてしまうのもこのタイプのイヤフォンの特徴でもありますが、耳栓式のイヤフォンでも結構ドンシャリになるものが多い中で、意外にもiPodの標準イヤフォンは耳コピに多いに役立つことがあります。わざわざiPodで再生して確認することもしばしば。

あと、耳栓型だと密着させすぎると電車のラッシュとかで不意にコードが引っ張られたりした時に耳から外れる時痛みを伴うくらい危険なシーンがあります(笑)。他人の荷物に引っ掛かったりしてコード外れちゃうとか(笑)。

あとは何と言っても、ストック曲をiPodに沢山入れていることで「さーて、次は何の着うた作ろうか!?」という選曲に非常に役立っているという点が挙げられます。

不要なカブり音はゲートで削ぎ落としきれない。場合によってはパラ出し&逆相でやることもある(特にドラム)。ハイハット類に耳を注力させるとその辺りのミックスの妙味が手に取るように判るので、ヘッドフォンやらイヤフォンの視聴は捨てたモノじゃあありませんな、これがまた。