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Azymuthに酔いしれようぜ! [クロスオーバー]

『Azymuth』ってなあに?

え~とですね、ここで語るのはブラジルのクロスオーバー系バンドの「アジムス」のコトでやんす。NHK-FMで午後11時から津嘉山正種のナレーションで、毎週平日はモンドな選曲で多彩なジャンルの音楽が流れておりましたね。往年の名ラジオ番組だったワケですね。また、選曲具合も、その辺でやたらと耳にするような雑多なタイプのものとは違う、関係者の音楽の造詣の深さやセンスの良さを思い知ることができたものであります。ある意味、左近治のKクリにおけるモンドなスタイルというのは、クロスオーバー・イレブンが参考になっております(笑)。

ま、こういうモンドで感性豊かな曲を楽しませるのは、いわゆる「渋谷系」の原点のような気がするんですなあ。まあ、NHKも渋谷にありますし。

現在、左近治がKクリにおいてアジムス関連をリリースしているのは、着メロの方での「Fly Over the Horizon」。
午後11時の時報が鳴り止むと、クロスオーバー・イレブンのイントロ音楽が始まる、と。それがこの「Fly Over the Horizon」だったワケですな。

アジムスというと、私にとってはARP2600に浸れることができるバンドのひとつだったワケでして、90年代に入ると無性にARP2600を欲しがっていたもので、Swing Out Sisterのキーボードの方が「ARP2600」を手に入れた、みたいな記事を雑誌で見かけたりすると、なにくそ!とばかりに左近治も現物探しに行ったりしたものでありました(笑)。立場が全然違うというのに、そこまで闘争心ムキ出しにして我先とばかりに探さなくても(笑)。若気の至りですなあ(笑)。

ARP2600の中域がふくよかで飽和感のある残響(笑)。これがキモですな。さらに追い討ちをかけるかのように中域エグいローズ・サウンド。これがアジムス・サウンドの真骨頂という所でしょうか。

まずは、クロスオーバー・イレブンのオープニング・テーマである『Fly Over the Horizon』
Azymuth - Light As a Feather - Fly Over the Horizon

ステレオ感をこれでもか!とばかりに演出したARP2600のシルキーな高域まで伸びる倍音のシンセ・ストリングスの音に酔いしれることができる絶妙な曲。ちなみにベースはというと、音からして、リアピックアップが60年代よりブリッジ側にマウントされた70s系のスラップ音。よく聴くと、フロントビックアップのボリュームをチマチマ弄っているようで、ハーモニクス音を出しながらスラップの音も演出させたい為に色々細かく触りまくっているようです(笑)。


んで、次はクロスオーバー・イレブンのエンディング・テーマである『October』。実は左近治、この曲、着うたリリースする為に手がけています(笑)。

どうせなら、着うたでも「Fly Over the Horizon」をリリースすればイイのに、と思われる方もいらっしゃるでしょうけれど、確かに着メロ時代のMIDIファイルを流用すればすぐにリリースは可能ですが、アレは着メロだからリリースしたかった曲でして(笑)、しかも16和音時代(笑)。そういう時代に敢えてチャレンジしたいポイントは今と昔では違うんですなあ(笑)。

この「October」のように、静寂感がヒシヒシと伝わって、ローズのダイナミクスをふんだんに活かした曲はですね、着メロ時代じゃ折角の曲の雰囲気がどうしても出せません(笑)。

こういう、ヒシヒシ感というものを着うたでは個人的に追求したい部分であるので、着うたをアジムスでやるならやっぱりコレ!なんですな(笑)。和声的にも左近治はこちらの「October」の方が好みです(笑)
Azymuth - Outubro - October

こんなコト書いてたら、とうとうLogic8というか、Logic Studioなる製品が発表されたようですな(笑)。Jam Pack全シリーズ買ってた私は少々力抜けしてしまいかねない、旧Expressユーザーにはとってもお得な内容と価格になっているのではないでしょうか。

左近治のG5 QuadではLogic Nodesを使用することは24ビット96kHzの環境でも殆ど無いんですが、Logic NodesでG4がサポートされなくなったのがLogic Studioの変更点でしょうか。MDDがどんどん蚊帳の外になってきましたなあ(笑)。※ブログを書いた時点ではAppleのLogic Studio製品の仕様でしか確認できずにG4が明記されていなかったのですが、マニュアルを見るとG4のシングルプロセッサでもGigabitイーサに対応していれば問題なく動作するようです。ただ、「UTPカテゴリ6じゃなきゃダメよ!」という記述は今回のバージョンでも記述が無いようです。

正直、操作性や視認性の変更を除けば、音質やエフェクト類などで目立った大きな追加点はそれほどないようですが、コンボリューションをどれくらい自分で手軽に編集できるのかは楽しみですなあ。というか、Match EQとSpace Designerで、著名な機器のプリセットをもっともっと増やしてほしいんですけどね(笑)。

ドングルも無くなって、Leopard出て半年くらいしたらすぐに8.1とかになりそうな(笑)。というより、プロ系としての隠し球があって、敢えてこの値段にしてきたとも思えますな。

Compressor(コンプじゃないっすよ)やSoundtrackを付けたのはイイんですけどね、何よりBusやAUXトラックでも分散処理できたり(※AUX、Bus上でのノードは新バージョンでも無理なようであります。チャンネルインサートで補うか、対応してくれるように夜空の流れ星にお願いしてみます)、一部のブラグイン挟んだらそれより後段のプラグインのノード処理はできなくなってしまうような点は改善されているのかどうか興味がありますな(笑)。とはいえ、G5 Quad 24bit 96kHzでNodes使わなければならないようなシーンなんて、少なくともSpace Designerは6つくらい刺して、Guitar Rigは4本使って、サンプラー系プラグインをステレオソースで40トラック以上使ったりしない限り、ノードが欲しいとは思いませんな。

個人的にはSpectra Fooのようなツールが欲しかったんですけど(笑)。※Soundtrack Pro 2でかなりのパノラマ状態やスペクトラムを確認できそうです。何よりも、Logicがバイノーラルに対応しているのが、新バージョンとっておきの飛び道具かもしれませんね(笑)。サラウンドも擬似ステレオとしてミックス&モニターできる、と。5.1chならコンボリューション関連の処理も単純計算して2chミックスの3倍アップになってしまう(笑)。こりゃあもうMac Proのクアッドcoreとっとと買え!と言われているようなモンですな。