SSブログ

ベース打ち込み SCARBEE [ベース]

デンマークのScarbee社。サンプリング音源としてのクオリティが高い(しかも安い)というメーカーなのはDAW環境に勤しんでいる方なら一度は目にしたことのあるメーカーではないかと。

左近治が期待しているのは、近々リリースされる予定の『Black Bass』というシロモノ。

一見すると、これまでのJB系(ジャズベースだがFenderではないけど、70年代ピックアップレイアウト)とは打って変わって、NI社Kontakt2.2専用にカスタマイズされたそれは、アナウンスされた画像を見る限りだとスティングレイ系なのか!?とワクワクさせてくれるような・・・。

近々スティングレイに関するブログでも書こうかと思っているんですが、Scarbeeに問い合わせたらStingRayではないけどMusic Man Sterlingにフラット・ワウンド(!)の弦を張ったモノをサンプリングしたのだと。

Sterlingはスティングレイよりも僅かに小ぶりな『ボデー』(ボディーじゃないトコロがミソ)なんですが、それにしてもフラット・ワウンドを使うとは、一体どんな風にしてくるんだろうかと・・・。

通常、フラットワウンドだと正直倍音が失せます(笑)。スラップなどやるとかなりネバネバ感とベトベト感(ベチベチ感の方が近いかも)が出るんですね。

しかし、元来高次倍音が豊富なスティングレイ系に敢えてフラット・ワウンドを貼るというのだから、Scarbeeならではの意図があるんでしょうね。その部分に期待しているというワケですよ。

意外にハーフ・ワウンド系かもしれないし(笑)。Dean MarkleyのHalf and Halfとかですね。全盛期マーカス・ミラー御用達の弦ですな。ウィル・リーはマーカス・ミラーのよりも一段太いゲージのディーン・マークレイ使ってた記憶があるんですが。

おそらくハーフ・ワウンドのコトをフラット・ワウンドだとアナウンスしているのではないかと思うんですけどね。実際にフラット・ワウンドでどれくらい驚かせてくれるのか、そういう方面で興味があるんですよ(笑)。

ちなみにディーン・マークレイのハーフ&ハーフはですね、12フレットを中心にそれよりもロー・ポジションがハーフ・ワウンドになっていて、12フレットよりもハイ・ポジションがラウンド・ワウンドになっているのが特徴です(=レギュラースケール)。

これから少しベース関連の話題を大目に取り上げていきましょうかね、と。