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制作用の曲を探る [クダ巻き]

着メロ制作時代、左近治が時流を追いかけていた時は地上波テレビコンテンツはもちろん、BS、CS、AM/FMラジオ、CATV、有線放送とホントにありとあらゆるメディアを可能な限り録画(録音で十分)したモンですよ。今じゃUSBのワンセグチューナー使って記録もできるんで、わざわざ自宅のテレビやHDDレコーダーを予約しなくても済むようになりましたし、何より、テレビコンテンツが今はそれほど音楽自体に注力していない!という側面があってですね(笑)、昔みたいに遮二無二追いかける必要がなくなったのも事実です。

左近治のスタンスはチャート曲追いかけているワケでもないので、引っ切り無しにチェックする必要が無くなったというコトですな。別にワンセグで記録する必要もないんですけどね(笑)。

そんな中でカレンシィなコンテンツをある程度狙いを定めるにはコレはもう個人的な趣味が第一候補になるワケですが、私自身の嗜好性は比較的偏狭的な部類にカテゴライズされると思うんで(笑)、そこでかなり役立つのが周囲の声なんですよ。リクエスト然り。ただ、身近な所での声というのはですね、その意見する人は買う・買わないは別問題で、ほぼディレクター的視点で助言をくれるんで、そういう意見の中には結構参考になるモノがあるんですよ。

特に幼児・児童モノのコンテンツとなると左近治一家でもどんどん大人びてきて、情報としては希薄になりがちなんで、そういう意見が結構参考になるんですね。なんだかんだ言って、子供が主役なんです(笑)。まあ、今までそうしてかなり役立っているのは事実なんですが、最終的に作る・作らないは左近治のヤル気次第なので、ココで結局カギを握っている、と(笑)。

それに加えて、テレビコンテンツのドラマですと最近じゃ10回前後の放送回数なんで、よほど訴求力が無い限り音楽が強烈な印象として残らないというのもあります。CMなんてェのはドラマよりも遥かに短い時間なのに、回数重ねて見ることが多いのもあってかCM用として作られた曲というのはやはり訴求力が計算されているので記憶に残りやすいんですが、ドラマ用サントラはチト違うんですね。特に最近のドラマは。

テレビコンテンツにおいて最近気になるのは、音楽というよりも音効、すなわちSE。そちらの方がキャッチーで訴求力のある音が多くなってきたと思います。特にシンセも「ああ、海外メーカーの○○の音だな」というのが如実に増えてきましたね。着信音としては逆にこういうシンプルなSE系の方が向いていると思うんですが、こういうジングルやSEはそれこそ権利関係すら把握できないことが多くて、主に製作会社が掌握しているので(製作会社自身も誰の作品かということを意識していないくらい)こういうモノはリリースできなくなってしまうんですな。著作権が明確ならまだしも。

まあ、なんだかんだ言いつつもテレビコンテンツは無視できないんですよ、これがまた。