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忘れてたぜ! Blue Cloud「青雲」のリリースを! [MONDO]

いやぁ~、すっかり忘れていました。お彼岸だというのに「青雲」の唄を(笑)。「ちいさい秋みつけた AOR Mix」もすっかり忘れております。

実は、着メロの方でリリースしている「青雲」の方はジェントル・ジャイアントのドラマーであるジョン・ウェザースのドラム・リフを参考に作ってあります。ジェントル・ジャイアントというバンドは3拍子を実にカッコ良く聴かせる稀有なバンドでありまして、3拍子になってもドラムは延々とそれまでの4拍子のリフを叩き続けていたり、3拍子における2拍目にスネアを入れてしまっているだけのアレンジとかよ~く耳にするわけでありますが、ジェントル・ジャイアントはそうではないのです。

まあ、後者の方は去年の秋に着うたバージョンの制作もとっくに終えていたのですが、着メロと同じAORバージョンとはいえなぜか着メロのエセな音の方が味わいがあって、着うただと汗かき感が強くなってどうもしっくり来なかったのでお蔵入りになっているというワケです。

さて、9月15日リリースの「Kid-Nap, the Dreamer」はいかがでしたでしょうか?リズム音のシャカシャカ感が妙に煩い(笑)音かもしれませんが、心地良い歯切れの良いビートを満喫してもらおうかな、と。

ほぼ原曲通りのアレンジですが、バックで唄メロをサポートするように入れたエレピはウーリッツァーです。唄部分に関してはピッチ・エフェクトをふんだんに使って所々トランジェント・ノイズまで発生させてエグい声を演出してみました。

高橋ユキヒロのアルバム「音楽殺人」は、今聴いても心地よい、やっぱりこの人のオルタナ的な要素は、本当にUKロック(ビートルズを筆頭に)を昇華していたひとりなんだなあと実感。YMOのSolid State Survivorのコード進行なんて、本当にこの手のロックを昇華していないとなかなかああいうコード進行は生まれないと思います。ホントに。このアルバムは当時、豪州でかなりヒットしていたようで、その後サンディー&ザ・サンセッツの「Sticky Music」がやはり豪州でヒットしていたものですが、音楽殺人の良さはやはり今聴いてもオルタナとして聴ける要素があって実に親しみやすい作品です。私としては本アルバムはもとより、高橋幸宏のアルバムで一番のお勧めはこの次の「ニウロマンティック」ですが。

で、9月22日リリース予定曲は~コレ!

● 「Positive Force 朝まで生テレビテーマ」(悟生楽横町)
「Welcome to the Club」/The Brothers Johnson (あなくろ本舗) ※(来週リリースだっての!)
● 「Throw Down」/Tom Browne(あなくろ本舗)

朝まで生テレビの方は、やっぱり作ってしまいました。月末恒例の番組OAよりも1週早くリリースしてみようかと。この曲に関しては以前にも色々能書き語りましたけど(笑)、大活躍したのはLINNドラムとDX7それとOberheim Xpanderとまあ、80年代を代表する往年の(!?)アナログとデジタルの過渡期を象徴する独特のサウンドを満喫できるのではないかと。

シンセブラスはもっと高次倍音を大きくトレブリーにしても良かったかなーと思いつつも、トレブリーな部分は隠し味的に使っているのでご容赦を。でも、軽くなる感じを避けたかったのでこんな感じでイイかな、と。全体的に80年代風味をフィーチャーしているので懐かしさを感じていただければ幸いですな。

あなくろ本舗の方ではブラジョンの「Welcome to the Club」をリリース。このベースとギターのリフがとてもイイんです。で、さらにルイスのスティングレイのスラップに加えて、ソフトなディケイのシンセベースがさらに絡んでくるという絶妙なポリリズム!私はこれだけで満足しています。文中に誤りがあります。この曲のリリースは来週でしたね(笑)。ヘッポコ左近治、とうとう認知賞もとい認知症か!?

えー、あなくろ本舗のリリース曲、正しくはトム・ブラウンの「Throw Down」ですね。当初はドラムンベース風な半拍半&1拍半を活かしたフレーズにしようと思ったんですが、テンポがどうしても遅いとドラムンベースっぽさが出ないので、普通にエレクトロなドラムにしてしまいました(笑)。何はともあれ、2ndベース(Cのコードだったら2度のD音をonコードにしろってワザ)のパラレルモーションが絶妙なんでご堪能あれ!