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天皇誕生日 [散歩]

2010年12月23日は天皇誕生日でございました。まあもっと判りやすく言えばクリスマス・イヴ・イヴなワケでございますが、まあ、クリスマス直前というのに暖かいコト暖かいコト!


暑がり左近治としては、この冬の暖かさにはビックラこいているワケでございまして、まあそんなコト言ってても神奈川県内だってもう1段2段くらいは冷え、日中の温度も2~3度なんてぇのは、特に海老名周辺だったらフツーに有り得るコトだと思っております(※因みに私は、平地ならば神奈川県内で最も寒い所は海老名だと思っております)。


そんな暖かかった日に、今回は寒川町のさむかわ中央公園にてバドミントンがてらに出掛けた左近治(笑)。まあクルマに乗っている分にはアレなんですが、クロップ・パンツにカットソー1枚羽織っただけで歩いていると、トシがトシなモンで、結構奇異な目で見られるのがツライってぇモンですわ(笑)。「そんなに変ですかい!?」みたいに思えてしまうモンですが、まあ一般的な人なんてこんな暖かい日でもファー付いたブルゾン羽織ってるくらいですからね。

感覚的には宮崎・高知・浜松辺りの12月の暖かさと形容すれば判りやすいでしょうか(笑)。まあ、灘のある所ってぇのは大抵暖かいモンですが、まさか神奈川県のような物理的には矮小な都道府県でもこのような温暖な営みの恩恵を受けるとは思いもよりませんでした(笑)。


嘗て私が冬場の九州地方を訪れた時、ふと夜の星を眺めると関東辺りの見え方とは全然違うワケですが(日の出も超遅いですけどね)、まあ驚かされるのはオリオン座が真夏の太陽の南中くらいの高さまで見上げないと判らないコト(笑)。カノープスがとてもよく見えるのにはビックラこいたコトがあったモンですわ。まだまだ私が天体少年時代のコトでしたけれど(笑)。


関東界隈じゃあカノープス見える所探すのだって結構骨が折れるモンでして、パイオニアやボイジャーだなんて騒いでいる時は結構夜の街灯なんてぇのも今よりも全然暗いモンですから、シーイングが良い時というのはホントに楽しみでありました。「ココではカノープスが見えるだろうか!?」みたいな。

最近、シーイングが良かったのは12月3~4日、これまた3日は暖かい日でありました(前日風が凄かった日ですね)。カノープス観測には結構絶好な日だったんですが、天皇誕生日はシーイングが良さそうではあるんですが、なにせ月齢が・・・(笑)。皆既月食直後ってこたぁ十六夜ですぜ(笑)。明るくってカノープスどころじゃありませんな(笑)。


まあ、最近は街灯も明るいし、住宅や高層マンションもあるし、なにせ電線が写り込んでいたりなど、カノープスをキレイに見せてくれるトコロは少ないモンでした。先日私がアップした写真の某所だって、本当は今でこそ暗いだけであって、しばらくすると道路が整備されるんで明るい水銀灯でああいう風には見えなくなってしまうロケーションなんですな。

九州、特に宮崎県南部や鹿児島県に入る辺りだと、カノープスの南中高度は、仰角としては100メートル先の電柱のさきっちょ位の高さにはあるんで、関東よりも遥かに見やすかったりするモンでございますが、カノープスってぇのは、その見えにくさもあってか、関東辺りですらもカノープスがキレイに見える場所を探すってぇのが結構オツだったりするモンでありまして(笑)、結構マニア心をくすぐってくれるジャンルだったりします(笑)。

街灯の写り込みを軽減させるためにハーフNDフィルターを用いたりする人もおりますが、私の場合天体望遠鏡絡みでこだわるトコロはありますが、カメラの方が意外と無頓着だったりするんでまだまだその辺も甘いのでありますが、欲を言えば北アルプスからカノープスを見たいモンですな(笑)。

MtFuji23rd_Dec2010.jpg


で、本日はさむかわ中央公園の小高い丘から富士山を撮影してきたのでありますが、心境的には「あー、ありがたやありがたや♪」というカンジで撮影してきたのでございます(笑)。クリスマス寒波だのまことしやかに囁かれておりますが、ペンギン左近治としてはそちらの方が待ち遠しいのではありますが、いずれにしても年が明けてもキレイな富士を収めたいモノでございまする。