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Get walk! [散歩]

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真冬の気温が2度程度しか無い時でも、暑がり左近治というヒトは一汗かいた後にゃあ外でシャツ1枚で奇異の目で見られながらもグリコのパリッテ頬張っていたりするモンなんですが、一応週に80〜100kmくらいはカラダ動かしてますんで暑いのなんのって(笑)。


そんなペンギンさんの様な左近治が夏を迎えるのでありますので、その暑さというのはハンパ無いワケでございまして、乳製品程度じゃあ涼しさはなかなか感じないのでありますな。ソフトクリームの冷たさもさることながらどちらかというと氷菓を求めてしまうモノでして、ガリガリ君の梨味に病み付きになっているこの頃であります。とはいえ、一汗かいたらついつい一杯ヤッちまうのが私の悪いクセ。炭酸飲料は苦手な筈なのにビールは別腹のようでございましてついついカラダが心配なのもホンネです。


16進数でも30代間近となってしまった(笑)左近治のカラダのスペックの一部はですね、


中性脂肪・・・78mg/dl
LDLコレステロール・・・70mg/dl
HDLコレステロール・・・79mg/dl


とまあこんな感じで、中性脂肪はまだまだ落とせるな、と意気込む私。1日に4〜8マイル走る私でもなかなか脂肪は落ちないモノでございます(笑)。1週間の私の運動量は2900kcal〜4400kcalの辺りを推移しておりますので(日常生活の行動は除く)目安程度でしかありませんし、実際には暴飲暴食した翌日は時間が許せばえっちらおっちら歩いているだけですけどね(笑)。酒減らさないとダメなのかもしれませんな。LDLとHDLの比率はイイんですがまだまだ若い時と比較したらチトBMIが高いんで、この夏はさらに負荷高めねーとな、と画策している左近治であります。血圧の上の値が90割ってた頃が懐かしいってぇモンでさあ(笑)。

余談ではございますが、体重1kg減らすのに7000kcal以上の消費が必要と言われております。1週間に3500kcal消費すれば4週で2kg減る計算にはなりますが、体がタンパク質や炭水化物や糖質を求めてくるので、それらと巧く付き合わないとせめて大雑把な単位計算くらい念頭に置いておかないと(1単位=80kcal)、人によっては走った分の消費量以上摂食しようとしてしまうのでダイエットを目標としている方はご注意を。ダイエットが主な目的ならば、パンなら食パンではなくフランスパンがオススメです。私はうぐいすパンや粒あんのアンパンが必須ですが(笑)。


夏と言えば山か釣りか虫採りかという選択肢しかない左近治は、ようやくカブトムシ(♂)を初ゲットできたのワケですが、予期せぬ来客に虫カゴも無い状況に大慌て。来客にお茶も出さねえってんじゃアレなんで、慌ててダイソーに虫カゴと朽ち木買って来てティッシュに焼酎とオリゴ糖混ぜ込んでおもてなしをさせていただいた左近治であります。


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外出りゃ蛹から孵化したばかりの、まだ胴体が白いカブトムシが鳥の餌食となってしまって胴体もがれたカブトムシを多く見かけたりするモンですが、最近じゃあクヌギの木も少なくなってしまったモンでして、カミキリムシも少ないのでなかなかイイ場所を見付けられず苦心している左近治であります。カブトムシを見付けようと足元に目を移せば、連日の猛暑にヘビもびっくらこいちゃったのか蛇が死んでいるではありませんか!


写真じゃあよく判らないかもしれませんが、模型でもなんでもありませんし釣りの道具でもありませんよ(笑)。この蛇の死体、体長はおそらく70〜80cmはあろうかと思います。まだまだ子供の蛇が野垂れ死んでいたワケですな。年配のヒトに言わせれば、昔はヘビを車で轢くと爆竹のような音立てて腹が破裂するモンだ、などと聞かされて来たモンですが、今の世の中は殆どの道路はアスファルトで整備されてそんな経験田舎を訪れても未だに経験したコトの無い左近治。昔はマムシの死体拾って来て「お爺ちゃんにマムシ酒用にプレゼントするんだ!」などと家に持って返って来てはオヤジに怒られていた左近治をついつい思い出してしまうのでありました(笑)。


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そんな左近治の昆虫採集はとどまる所を知らず、ついつい穴場へ足を運ぶとカブトムシではないザコ扱いとされているカナブンの群れが(笑)。






でもですね、この手の場所にいきなり近付いてはいけません。なぜなら・・・!?

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こーゆー風にスズメバチが潜んでいたりするんで気を付けなければなりません。誰ですか?刺されりゃ良かったのになんて言ってるヒトは。このスズメバチ、おそらくはコスズメバチと思しき種のようで、まだまだ小さい方です。親父の田舎にアケビ採りだの行くとですね漆にカブれるわヤマビルにやられるわマムシは至る所に潜んでるわで、えれー大変なのでありますが、秋の頃となりますと落ちた柿にスズメバチの大群が群れをなしているのでおいそれと道を通れないコトもしばしばなんですが、それに比べりゃこんなのまだまだ可愛いモンですわ(笑)。


とはいえ蜂に刺された経験のある方はアナフィラキシーに注意しなければならないので、虫だからといって油断していると重篤な症状で命失うコトも珍しくないので注意が必要です(笑)。私の場合はスギ花粉アレルギーを持っておりますが、同様に蛾の鱗粉アレルギーも持っているので細心の注意を払っております(笑)。アレルギー体質を助長してしまうので広く知られているのは大気汚染だったりするんですが、生まれは川崎育ちは横浜という左近治は、重工業の営みタップリの空気吸って育ってきたせいか、おそらくそういう所でアレルギー体質を助長しているのではないかと思います(笑)。つい最近でも光化学スモッグが発令されていたりと、なーんか胸が恋心とは違うチト重い感じがしてたんですがそーゆーコトだったんですな。浮気をしていたワケではございませんよ。



虫や動物は好きな左近治でありますが、ついつい今回趣いてしまったのが三鷹の海技研。つい先日も神奈川県相模原市のJAXAに出向いて記事にしたのが記憶に新しいかと思うんですが、左近治の独法巡りはまだまだ終わりそうにありません(笑)。

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この辺の近くは友人・知人はもとより元カノやら正室やら側室やら(笑)、なにかと所縁のある土地でございまして、そんな人達の家の順路など目ェつぶっていても行けそうなくらいな場所なんですが、暑いとはいえ天気も宜しいので少しは歩かないといけないので調布駅から歩くことにしたんですな。


タクシーに乗ればモノの2千円も掛からないであろうという距離でございますが(私は足腰万全なら1日に八里くらいはフツーに歩きます)、調布駅前のタクシーを尻目に左近治は歩くコトを決意(笑)。調布〜新川をタクシーで往復すればガリガリ君5ダースは買えますからね〜。








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ま、そんなワケで天神通りを抜けて甲州街道に抜けるワケですが、まあ、この辺をご存知無い方に語らせていただきますと、ロケーション的には吉祥寺にはとても近い場所なんですな。んで、この辺りの調布周辺ってぇのはですね、水木しげるさんでチョット知られた町でありまして、天神通りってぇのは両脇にはゲゲゲの鬼太郎に出てくるキャラクターのモニュメントがあったりする所なんですわ。

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「so what!?」と言われりゃそれまでなんですが(笑)、老婆心ながらもうひとつ語らせていただきますとですね、この辺に馴染みの薄い方が車で訪れるのはオススメしません(笑)。特にお彼岸の辺りだと近くの多磨霊園周辺(甲州街道)を中心に、矢野口からの車やら、野崎八幡方面からの車やらが集中してくる地域なので身動き取れません(笑)。比較的三鷹通りはすいている方ですがそれでもあまりオススメはしません。ココから大泉学園やら朝霞中央公園なんて夜中なら20分しない内にスイスイ動けるんですが、バスや電車が動き出す時間になるとガラリと変わりますのでご注意を。ココから土支田まで(石神井公園の近くです)車で2時間以上掛かったコトもありましたっけ(道知らなすぎ!)。

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まあ、馴染みの薄い方にも吉祥寺を訪れる方は近年多いと思いますのでついでに語っておきますと、吉祥寺まで足運んだら深大寺にも足を運ぶコトをオススメします。鎌倉訪れたかのような風情のある景色とお店が充実しているので特に女性にはオススメです。


本題に戻り、この道中私のiPodで掛かっていた曲というのは、巧い具合に絶妙なマッチングだったのは次の通り。

De Pois Do Amor, O Vazio (After Love, Emptiness) / Wayne Shorter
昆虫記 / 高橋幸宏 (作曲:細野晴臣)


「昆虫記」の方はウェイン・ショーター御大の後に妙に聞きたくなって私が強制的に選曲したモノであったワケですが、細野御大のこの曲、実にセカンド・ベース(分数コードですよ。二塁のコトじゃないですからね)を巧みに使った浮遊感漂う心地良い曲なんですなあ。それにしてもショーター先生の「De Pois Do Amor, O Vazio」は深大寺周辺では絶妙でしたね(笑)。iPodのランダム再生というのは時として「オマエ、どっかでオレを観察してんのか!?」という位絶妙な曲を拾ってくるコトがあるので、なかなか侮れないシロモノでございます(笑)。


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まあそうしてテクテクと体育館の脇抜けて三鷹通りに抜けて東八道路に出る、と。ココまで調布駅から40分ほど。今日のような猛暑日(おそらく午前10時時点で32〜33℃ほどあったと思います)だと発汗量は相当なモンです。上着の着替え無しだとエライ目に遭うかもしれません(笑)。この交差点の写真正面の方角が北を向いているので三鷹駅方面ですね。ココを北上して三鷹駅過ぎて関に向けてさらに北上して富士街道を石神井方面に行って途中大泉学園方面に抜けていくと、北園の交差点があります。ココから大泉ICから入るのは私の関越コースや霞ヶ浦釣りコースで、このまま朝霞駐屯地方面へ川越街道にもすぐ抜けられるワケですな。私の場合は朝霞の根岸方面や台に向かってそのまま美女木JCTに抜けるコトもあります。






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因みに先ほどの東八道路の野崎八幡から北上して武蔵境方面に抜けながら緩やかに北上するような感じで行くと川越街道野火止方面となります。いずれにしても車で川越街道は20分くらいのロケーションだというコトをお伝えしたいワケですな。


三鷹と言えば東京天文台でも有名ですが、東京の空が4等星の星すら見る事が困難なくらい首都圏の夜空は明るくガスってるワケでございます。70年代くらいですとまだまだ東京の空も暗くイケヤ・セキ彗星功績に沸いたコトもあったモンですが、今では天体観測もそうやすやすと出来ることではありません。秩父や道志方面の夜空だとかなり鮮明になりますが。


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ま、そんなハナシは扨置き海技研というのは三鷹なワケでして、調布で下車した左近治でありますがいつの間にか三鷹に到着しているというコトを伝えたいワケですな。そうして待望の海技研に到着すると、ゲートを入ってすぐ右側でパンフレットや記念品のボールペンを配布しておりました(笑)。利潤を追求するのではなくその研究を広くフィードバックさせるという主旨でもあるためか自販機も安いッス(笑)。夏休み中というコトもあって子供連れのご家族と思しき方々も多かったのでありますが、チビっ子オンリーの集団も結構目にした当日でした。男の子たちの間ではチタン製のプレートを手作りできる催しものに人気があったようですが、私の場合一番注目していたのはやはりTVでもよ〜く見かける水波が躍っているような施設ですな。


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中には400メートルクラスの新たな施設も出来たようですが、未完成のようでしたし時間もあまり費やすコトができなかったので当初の目的の施設に足を運んだのであります。


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まあ、そうして到着してみたんですがTVで見ると相当巨大な水槽のように感じていたんですが深さはどうあれそれほど巨大な施設ではありませんでした。直径10メートルそこら位でしたでしょうか。ただ、技術者の方と色んなお話が出来たので科学的な質問を幾つか用意していた左近治はここぞとばかりに質問すると、予想を遥かに上回る専門的なご回答をいただけたワケでして、緑内障の心配も視野に入れざるを得なくなって来た疲弊した左近治のうつろな目ですらキラキラと輝かせてくれるようなご回答にただただ感謝するばかりでございます(笑)。







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やはり色々と訊いてみるモンですな。コレだけでも来た甲斐があったモンですわ。ただひとつ訊き忘れたのが地震波であるP波、S波、L波は水中という媒質でどのように伝播具合が変化するのかというコトだったのですが、まあ水波も深さによって伝播速度は違うので一概には言えないかもしれませんが、少なくとも地殻やマントルという所の圧力と比較すれば低いでしょうから、どういう変化が起こって、急峻な地形(馬の背とかそれどころじゃないくらい)での違いでの水波についてお尋ねしたかったのでありますが、また来年行くコトにしましょう(笑)。


余談ですが、ヘラ師(ヘラブナを釣るコトに心血を注ぐ方)に言わせると、ヘラは釣り人の竹竿や糸を伝ってくる脈拍で気配を感じ取るくらい敏感であるという位、実は釣り人も自分の発している気配に無頓着であってはならないという意味で私も息を殺して釣りに勤しむアングラーの一人なワケでありますが(笑)、概ね水面から急激な山が聳えているその水中では急峻なスロープが相反するように存在しているのが自然の造形なワケですな。だから砂浜があるような所の近くに高い山があったりするようなコトって少ないですよね。それを取り囲むような所で山が聳えて、その辺りは概ね遊泳禁止になっていたりすると思われます。まあ奥尻島の津波の話題とか色んなお話をしたかったのですが、それはまた別の機会に伺おうと。

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でまあ、この施設では人工的に波をコントロールして色んな波を作り出すワケですが、ハートマークなど演出してくれましたが私のシャッターを押すタイミングは全くズレておりまして、この施設の真骨頂でもある人工的な水波の造形を全く捉えていないヘッポコカメラワークをあらためて浮き彫りにした左近治(笑)。でもですね、ほんの15分ほどのイベントでしたが施設の方々も色々と演出をしようと心掛けているのか、この施設内に流れていたBGMはハービー・ハンコックの「Maiden Voyage」、つまり「処女航海」だったんですな。なかなか心憎い演出をするモンでございます(笑)。


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まあ、そうして施設を後にするワケですが、普段は開放しておらぬ施設で一般との接触も少ないので、そういう場所にきめ細かいサービスを求めるのは難儀な事かもしれませんが、あまりに広大な施設の各路地のポイントには案内役的な係員を配置して欲しいな、というのが私の希望でしたでしょうか。私自身が迷うコトが少ないので私は別に構わないんですが、保護者を伴わない子供同士の連中にアチコチでヘルプを求められてしまった左近治だったので(笑)、実はこういう一苦労していた左近治であります。まあ目ェキラキラさせている少年の姿をひとたび目の当たりにすれば、ついつい手を差し伸べたくなるのも正直な所で、敢えてソコを厳しく無下に接しても「大人ってやっぱりヤな奴!」などと嫌悪感を抱く青年になってほしくもないので快く対応させていただいた次第でございます(笑)。

子供達だけで出掛けさせている親御さんの思い描く子供の成長というのも、実は見ず知らずの親切な大人達の対応で磨かれているというコトを子供と同時に親御さんもあらためて認識してもらいたいと思うばかりです(笑)。子供達自身はそんなコト忘れて「俺たちだけで遠出してきたぜ!」みたいなアドベンチャー気分を満喫してくれていても構わないのでありますけどね(笑)。

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まあそうしてこの後も色々と予定が詰まっていた左近治なので後ろ髪を引かれる思いで海技研を後にして、道中の深大寺に立ち寄るコトに。道中の小道でトンボを接写してみたりと酷暑を吹き飛ばしてくれるような風情のある風景にいやされながらも鬼太郎ショップを目ざとく見つけては甘い物に目がない左近治はついついソフトクリームを頬張るコトに(笑)。


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このようにして今回の左近治の独法巡りは終えたワケですが、自分自身が年を重ねある程度健康と直面せざるを得ないカラダになってくると、やはり少々体を動かさなくてはならないと衝動にかられてしまうモノでございまして、歩き慣れると「今までこんな近い距離を電車やタクシー使っていたのか!?」と驚かされるコトしきり。


足腰に問題が無ければ1日に8里程度は歩くコトのできる左近治でありますが、登山の縦走に比べれば容易いモノでございます(笑)。60ℓのリュック背負ってアルプス縦走となればこんなモンでは済まされませんし、ソックスのフィット感や履き方まで細心の注意を払わなければいけないのが山歩き。まあ、兵隊さんってぇのは自分の体重ほどの武器背負って20マイル歩くのが日常なワケですから、この程度の距離で音を上げるようではいけません(笑)。調布駅と海技研往復した所で一万歩あるかないか程度ですので、少なくとも平地ならば3万歩以上歩いてナンボでしょうから普段歩き慣れている方なら熱中症に気を付けながらオススメできるコースであるとは思います(笑)。


余談ですが、長距離を歩く際ノンストップで歩き続けた場合、私の場合は2万歩近くで足裏に疲労感が出てきます(笑)。概ねこの辺りで10マイルほどでしょうが、マメ作っちゃったりするとその後の動きに影響が出てしまうモノなんで、それに気を付けながら歩いたりすれば帰宅難民になってしまった時でも岐路を慌てずに歩けば大丈夫でしょう(笑)。でも、これくらいの距離なら履いている靴にもよりますが、歩くよりも走る方が正直ラクですな。汗の量は4倍増しくらいになりますが(笑)。