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扨て、毒見でも♪ [スティーリー・ダン]

最近、すっかりウォルター・ベッカーのアルバム「Circus Money」にドップリはまっている左近治。

iPod聴いていても殆どそれらばっかり(笑)。前作「11の心象」で毒ッ気を教えてくれたベッカーの音となれば注力せざるを得ないというワケです。

まあ、アルバム聴き渡してみると、当初感じていたエフェクティヴなボーカルはMSレコーディングじゃなくて多分MondoModっぽかったり、巧みなディレイ、温もりのある厚みのあるドラムの音、ニーヴライクな音はやはりWavesメインに色々使ってんだろうな、と思えるようになっている左近治です。

まあ、各曲解説はいずれ述べる予定ですが、Sonic360から発売予定の「Circus Money」のみ収録の「ボーナストラック」(計13曲)を入手した頃には全曲解説ドドーンとアップロードしよっかな、と企てております(笑)。

氏の毒ッ気にすっかり冒されているのは今に始まったことではないんですが、前回のブログで語った手前味噌の「EFX35」のコード進行ですが、コード表記をアレコレWeb上で書くのは意外に骨が折れるもので、この手のコード解析の際、私は7種類のコードをあらかじめ文中に羅列しておいて、それをコピーペーストしながら色々書き加えていたりするんですが(この方が楽)、アップ当初のコード表記とは2箇所訂正しておいたのでご容赦を。

折角なんで、「EFX35」のブリッジ部をリリースしているものとは別バージョンで4小節聴いてもらおうかな、と思って安直デモ作ってみました(笑)。



URSのチャンネルストリップやMIOのDSPのコンプやら色々通していますが、打ち込みとしては非常に安直です(笑)。MIOのDSPのコンプで私が一番気に入っているのはkneeの曲率が非常に多彩で、マイナス値から20.0まで自由自在なんですな。まあ、Logic8から追加されたコンプのアルゴリズムも独特のkneeカーブを幾つか用意することで多くのキャラクターを得ているのですが、MIOのコンプのkneeカーブはホントに重宝しております。コレがあるから使いたくなるんですなー。通常kneeの曲率なんて0.1~1の間で編集するパラメータだと思いますが、この良さはMIOユーザではないと判らないと思います。購入を検討されている方はぜひ一度DSPモデルのCompのkneeカーブに注目して視聴してみるとイイことあるかもしれませんよ、と。

今回デモに用いているドラムはBatteryですが、「Sonic Boom」で使った方はヒミツです(笑)。
まあ、和声部分を聞いていただければ後はどうでもいいんですけど、スティーリー・ダン好きな方なら気に入っていただけると思うんですなあ。手前味噌で恐縮ではありますが、ベッカー先生の毒ッ気をどこまで咀嚼できているか、という左近治の挑戦でもあるんですが(笑)。