iPhone国内発売なるか!? [Apple]
ケータイ持ち初めて14年目。
当時はドコモの1.5Gの折り畳み形の端末。もちろん通話のみ(笑)。エリアは狭かったものの、高速道路付近ならば日本どこでも大丈夫だったような記憶があります。その昔、南は九州宮崎県御池やら鹿児島県大隈湖までバスを探して釣りに赴いたことがあったので。その当時の九州自動車道は人吉とえびのの間はループ橋で一旦一般道に降りて繋がっていませんでしたけれど。
左近治はケータイメールは不得意な方で、着メロや着うた作っているクセして高機能化するケータイを使いこなしてはいません。電車の中では片時も肌身離さずケータイを持っている人を見かけますが、私にとってのケータイは「通話できりゃあいいや」というシロモノ(笑)。
それなのになにゆえiPhoneを欲するのか?
少なくともケータイ先進国だった日本がなにゆえアップルの提示するようなUIを作り出せなかったのか!?こればかりは悔やまざるを得ないのではないでしょうか。いくらアップル贔屓の左近治とはいえ、そこのところは少々悔やまれる点ですね。国内開発関係者であれば私よりももっと歯軋りの度は強いのではないでしょうか。
まあ、いまやマック信者やらアップルびいきという言葉で揶揄する以前に、意外にもWindowsユーザーの保守的な姿勢こそが彼らの信心深さを思い知るようになってきているワケですが時代の流れなんでしょうか。変われば変わるものです。
私がケータイを持ち始めた頃というのは保証金制度(20万円)が無くなったからでありまして、DAW周りで言えばPerformerが2.1の頃。CubaseはVSTだって未発売。学生はみなポケベル全盛時代。MDが普及し始めるくらいの頃です。まあMDの普及はDA PUMPが出演していたCMで松下シャープの貢献が大きかったと思うんですけどね(シャープの間違いです)。小型化高機能化がソニーから松下というイメージを定着させたのもこの辺りで確実になったような気が(カセットウォークマンの頃で決着はつけられたという話もありますが、一般的な認知度として)。というのもカセットウォークマン対決は結局のところ松下が優勢でしたから。それがMDでもシャープに覇権を握られてしまったという過去がありました。
当時は就職氷河期と呼ばれた時代で、私の兄弟やら知人の兄弟やら従兄弟も結構苦労していた時代でありました。これを機に人材派遣業が見る見る内に拡大していって、大企業は人件費を抑えながら系列会社では派遣業にも手を伸ばすという、利ざや確保のための企業カースト制度に拍車をかけたものではないかと思っています。
一方で、就職難によって親方日の丸を選択するという、つまるところ民から官に人材が移るという悪循環。
そこで拍車をかけたのが低価格PC、つまりWindows95の出現。
まだ見ぬ未来のメディアやインフラの整備に寛容だった一般庶民は、それを受け入れて今ではネットとブロードバンドは必須という状況になりました。
しかし、こういう「寛容さ」を振り返ると、実はそれほど見返りの少ないモノに対して期待を抱かされていただけで、今の社会はどことなく疲弊していて、開発力は乏しくなったような印象すら抱くようになりましたし、こと音楽周辺機器で言えば国内メーカーに期待するアイテムは殆ど無くなってしまったように思えます(笑)。
当時なんてKORGのTrinityやNord Lead持ってりゃ大概のコトできたくらいの充実感があったものですが。
消費者の厳しさが無くなって、いつの間にか受容してしまう状況になってしまっていたけれども、目先のモノで甘い汁吸わされるワケではなく匂いだけ嗅がされていただけだったのに、そこに消費者の多くが充足してしまった、と。飢餓の前には水よりも食料を与え、水を欲すれば偽装してでも「キレイな水」を消費者の下に届けていただけだったのかもしれませんな(笑)。
音楽面で言えば、処理速度はおろか足場も非常に高速になったので、16ビット44.1kHzで8トラック動かすのですらディスクスペースやら処理速度を気にしながら編集していた当時。ソフトシンセですらまともに動くようになったのはそれから数年後ですからね。
80年代終わり頃まで抱いていた日本人の多くのビジョンは完全に迂回してしまっているような気がしますね。
だからこそ日本よりも古い規格のケータイインフラであるにもかかわらず、そこには日本のそれよりも遥かに未来を予感させるUIを提供してきたアップルのiPhoneは衝撃的だったワケですな。
iモードが登場した時の時代に日本にiPhoneがあったら?ということを想像するだけでも、いかに日本の開発力が停滞していたのかがあらためて判ると思います。
ケータイメールが不得意な左近治は、メディアや高機能化するものに追従できなくなってしまうほどヤキが回ったのではなくて(笑)、ケータイになんでも詰め込むだけのアイテムに魅力を感じなくなっていたからこそケータイメールをも軽視するようになったのだぞ、と(笑)。メール出すヒマあるんならリアルタイムで話して済むコトの方がよっぽど多いワケですよ。家帰ってベースやら鍵盤弾いてみたらなぜだか腱鞘炎とはいかないまでもなんとなく指周りが痛かったり(笑)。普段どんなに練習しようがそういうことはないのに。
操作性の悪いケータイのせいだった、というワケですよ(笑)。
今現在のドコモのCMを見ると、おそらくiPhoneはもしやドコモになるのかな!?という含みを持たせたような感じになっていますが、昨年同四半期で見れば「ドコモ2.0」というアナウンスを始めた辺りでしたか。
iPhone登場した日にゃあ2.0どころか12.0くらいスッ飛んじゃってもイイんじゃないかと思う左近治。WWDCやら株主総会後の行方が気になるものですが、四川の大地震に投資家の視線は今は建設関連や船舶関連には目が離せない状況でiPhoneどころじゃないかもしれません(笑)。
iPhone出ただけで満足してはいかんのです。本当のインタラクティヴな、ありとあらゆる情報が相互にリンクし合ってコンテンツを消費者が得る、という整備をiPhoneが日本でブチかますコトを期待している左近治なのでありまして。
iPod人質にして「みかじめ料」得ようとしてダビング10とは別次元のことであるはずなのに、著作者の声の弱さを権利団体がフルに活用して人質に使う、と。低ビットレートで充足されてしまう音楽ばっかり作っているからいつまで経ってもCDから抜け出せないし、消費者の耳も低ビットレートで満足してしまう、と。中にはカセットテープより断然音がイイからデジタルコピーは怖い!みたいな声を挙げたり。
官に多くの人間が流れてしまっているからこそ、官主導というのがやたらとフットワーク軽く動くのはイイものの、誤った方向に行こうとした輸入CDやらPSE問題など記憶に新しいでしょう。
今度は何を人質にして音楽を停滞させるのか。
そんなことしているから地デジのデータ放送と本放送をAquaのように半透過で見れなかったり、HTMLやXMLを埋め込みできなかったり、番組ドラマ内のBGMやテーマ曲をデータ放送で確認できなかったり、その曲をすぐに配信曲で購入できなかったり、と。
8~10年前の違法コピー横行の目線でいまだに違法コピーを声高に叫んでいるのはちょっと時代錯誤かな、と。音楽誌に広告出す金あるんなら権利者に還付したり、タクシーチケットとまではいわないけれどもなにか贈るとかすればまだ喜ばれるのかもしれませんが。
テレビ局にしても著作ばかりはお上が持っていって、下請け・孫請けが著作取り扱いに関してはお上が責任持ってくれるんだからとばかりに、インタラクティブなんぞどこ吹く風でコンテンツ作っている状況だからこそなかなか整備されないんですな。
盤モノ売るにしても音楽と映像じゃ卸問屋まで違うわ、著作管理しているところも違うわで、足並み揃った時にはワンクールのドラマなどとっくに最終回終えている、と(笑)。
いずれにせよ、今後のメディア動向には注目している左近治ではあるんですが(笑)。
目先にニーヴサウンドの類やらアレコレ提示されようが、音に酔わされる前にその音近付けるような工夫があれば目移りしないだろ!と思うんですが、どこぞの楽器店のお兄ちゃんでもヒマ見つけてネットしてるようじゃあ世も末ですが、そんな世界にもネットが浸透したのだから彼らは幸せなのかもしれませんけどね(笑)。耳コピひとつできもしないのがストラトやらアンプの音語り出しても説得力に欠けるという。まともなチューニングの仕方覚えてくらはい(笑)。
こういう世の中だからこそ今後に注目せざるを得ないんですよね。
当時はドコモの1.5Gの折り畳み形の端末。もちろん通話のみ(笑)。エリアは狭かったものの、高速道路付近ならば日本どこでも大丈夫だったような記憶があります。その昔、南は九州宮崎県御池やら鹿児島県大隈湖までバスを探して釣りに赴いたことがあったので。その当時の九州自動車道は人吉とえびのの間はループ橋で一旦一般道に降りて繋がっていませんでしたけれど。
左近治はケータイメールは不得意な方で、着メロや着うた作っているクセして高機能化するケータイを使いこなしてはいません。電車の中では片時も肌身離さずケータイを持っている人を見かけますが、私にとってのケータイは「通話できりゃあいいや」というシロモノ(笑)。
それなのになにゆえiPhoneを欲するのか?
少なくともケータイ先進国だった日本がなにゆえアップルの提示するようなUIを作り出せなかったのか!?こればかりは悔やまざるを得ないのではないでしょうか。いくらアップル贔屓の左近治とはいえ、そこのところは少々悔やまれる点ですね。国内開発関係者であれば私よりももっと歯軋りの度は強いのではないでしょうか。
まあ、いまやマック信者やらアップルびいきという言葉で揶揄する以前に、意外にもWindowsユーザーの保守的な姿勢こそが彼らの信心深さを思い知るようになってきているワケですが時代の流れなんでしょうか。変われば変わるものです。
私がケータイを持ち始めた頃というのは保証金制度(20万円)が無くなったからでありまして、DAW周りで言えばPerformerが2.1の頃。CubaseはVSTだって未発売。学生はみなポケベル全盛時代。MDが普及し始めるくらいの頃です。まあMDの普及はDA PUMPが出演していたCMで
当時は就職氷河期と呼ばれた時代で、私の兄弟やら知人の兄弟やら従兄弟も結構苦労していた時代でありました。これを機に人材派遣業が見る見る内に拡大していって、大企業は人件費を抑えながら系列会社では派遣業にも手を伸ばすという、利ざや確保のための企業カースト制度に拍車をかけたものではないかと思っています。
一方で、就職難によって親方日の丸を選択するという、つまるところ民から官に人材が移るという悪循環。
そこで拍車をかけたのが低価格PC、つまりWindows95の出現。
まだ見ぬ未来のメディアやインフラの整備に寛容だった一般庶民は、それを受け入れて今ではネットとブロードバンドは必須という状況になりました。
しかし、こういう「寛容さ」を振り返ると、実はそれほど見返りの少ないモノに対して期待を抱かされていただけで、今の社会はどことなく疲弊していて、開発力は乏しくなったような印象すら抱くようになりましたし、こと音楽周辺機器で言えば国内メーカーに期待するアイテムは殆ど無くなってしまったように思えます(笑)。
当時なんてKORGのTrinityやNord Lead持ってりゃ大概のコトできたくらいの充実感があったものですが。
消費者の厳しさが無くなって、いつの間にか受容してしまう状況になってしまっていたけれども、目先のモノで甘い汁吸わされるワケではなく匂いだけ嗅がされていただけだったのに、そこに消費者の多くが充足してしまった、と。飢餓の前には水よりも食料を与え、水を欲すれば偽装してでも「キレイな水」を消費者の下に届けていただけだったのかもしれませんな(笑)。
音楽面で言えば、処理速度はおろか足場も非常に高速になったので、16ビット44.1kHzで8トラック動かすのですらディスクスペースやら処理速度を気にしながら編集していた当時。ソフトシンセですらまともに動くようになったのはそれから数年後ですからね。
80年代終わり頃まで抱いていた日本人の多くのビジョンは完全に迂回してしまっているような気がしますね。
だからこそ日本よりも古い規格のケータイインフラであるにもかかわらず、そこには日本のそれよりも遥かに未来を予感させるUIを提供してきたアップルのiPhoneは衝撃的だったワケですな。
iモードが登場した時の時代に日本にiPhoneがあったら?ということを想像するだけでも、いかに日本の開発力が停滞していたのかがあらためて判ると思います。
ケータイメールが不得意な左近治は、メディアや高機能化するものに追従できなくなってしまうほどヤキが回ったのではなくて(笑)、ケータイになんでも詰め込むだけのアイテムに魅力を感じなくなっていたからこそケータイメールをも軽視するようになったのだぞ、と(笑)。メール出すヒマあるんならリアルタイムで話して済むコトの方がよっぽど多いワケですよ。家帰ってベースやら鍵盤弾いてみたらなぜだか腱鞘炎とはいかないまでもなんとなく指周りが痛かったり(笑)。普段どんなに練習しようがそういうことはないのに。
操作性の悪いケータイのせいだった、というワケですよ(笑)。
今現在のドコモのCMを見ると、おそらくiPhoneはもしやドコモになるのかな!?という含みを持たせたような感じになっていますが、昨年同四半期で見れば「ドコモ2.0」というアナウンスを始めた辺りでしたか。
iPhone登場した日にゃあ2.0どころか12.0くらいスッ飛んじゃってもイイんじゃないかと思う左近治。WWDCやら株主総会後の行方が気になるものですが、四川の大地震に投資家の視線は今は建設関連や船舶関連には目が離せない状況でiPhoneどころじゃないかもしれません(笑)。
iPhone出ただけで満足してはいかんのです。本当のインタラクティヴな、ありとあらゆる情報が相互にリンクし合ってコンテンツを消費者が得る、という整備をiPhoneが日本でブチかますコトを期待している左近治なのでありまして。
iPod人質にして「みかじめ料」得ようとしてダビング10とは別次元のことであるはずなのに、著作者の声の弱さを権利団体がフルに活用して人質に使う、と。低ビットレートで充足されてしまう音楽ばっかり作っているからいつまで経ってもCDから抜け出せないし、消費者の耳も低ビットレートで満足してしまう、と。中にはカセットテープより断然音がイイからデジタルコピーは怖い!みたいな声を挙げたり。
官に多くの人間が流れてしまっているからこそ、官主導というのがやたらとフットワーク軽く動くのはイイものの、誤った方向に行こうとした輸入CDやらPSE問題など記憶に新しいでしょう。
今度は何を人質にして音楽を停滞させるのか。
そんなことしているから地デジのデータ放送と本放送をAquaのように半透過で見れなかったり、HTMLやXMLを埋め込みできなかったり、番組ドラマ内のBGMやテーマ曲をデータ放送で確認できなかったり、その曲をすぐに配信曲で購入できなかったり、と。
8~10年前の違法コピー横行の目線でいまだに違法コピーを声高に叫んでいるのはちょっと時代錯誤かな、と。音楽誌に広告出す金あるんなら権利者に還付したり、タクシーチケットとまではいわないけれどもなにか贈るとかすればまだ喜ばれるのかもしれませんが。
テレビ局にしても著作ばかりはお上が持っていって、下請け・孫請けが著作取り扱いに関してはお上が責任持ってくれるんだからとばかりに、インタラクティブなんぞどこ吹く風でコンテンツ作っている状況だからこそなかなか整備されないんですな。
盤モノ売るにしても音楽と映像じゃ卸問屋まで違うわ、著作管理しているところも違うわで、足並み揃った時にはワンクールのドラマなどとっくに最終回終えている、と(笑)。
いずれにせよ、今後のメディア動向には注目している左近治ではあるんですが(笑)。
目先にニーヴサウンドの類やらアレコレ提示されようが、音に酔わされる前にその音近付けるような工夫があれば目移りしないだろ!と思うんですが、どこぞの楽器店のお兄ちゃんでもヒマ見つけてネットしてるようじゃあ世も末ですが、そんな世界にもネットが浸透したのだから彼らは幸せなのかもしれませんけどね(笑)。耳コピひとつできもしないのがストラトやらアンプの音語り出しても説得力に欠けるという。まともなチューニングの仕方覚えてくらはい(笑)。
こういう世の中だからこそ今後に注目せざるを得ないんですよね。
2008-05-16 19:09