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絶対音感と、のりお師匠と [リリース発表]

Kクリ携帯サイトでも特集しております「おバカ」特集。テレビを中心に「おバカ」がブームとなっておりますが、おバカたるスタンスが認知されてきた証でもあるのでしょう。

左近治とて「テレビ観る時くらい、大脳新皮質使いたくねえよ!」というスタンスで観ていることが殆どです。つまり「くつろぎ」。コレ大事。加えて裏表があっちゃいけねえ、「オモテ」しかない、ワン・アンド・オンリーな世界。これこそが「おバカ」の極みだと思っております。

計算されつくされていると胡散臭さも感じる。寓喩を込めれば途端にソッポ向かれかねず穿った見方をされる、と。

脳幹ブッ直撃、本能に迫るくらいが良い、と。「何をやってもおバカになれる」人というのは、ある意味で揺ぎ無い絶対音感を持つ人と似た能力があるのかもしれません(笑)。

私が好きな芸人はのりお師匠なのですが、もうトコトン脳幹ブッ直撃なワケですね(笑)。顔デカイけど市川海老蔵のような二枚目でダミ声。これだけでインパクトあります。笑いのツボどころか「本能」をくすぐるコトを知っている、と思わんばかり。

「イヤなものはイヤ!」
「小難しいこと抜かすな!」

おバカキャラを見抜く、或いは有する人達は本能で嗅ぎ分けるようなモノだから、胡散臭いモノはすぐに「偽」と判断できるワケで、本能に勝るモノ無し!なんですな。絶対音感とて能力はピンキリありますが、非常に優れた人というのはもはや本能に等しいのであります。

ところが、そんな絶対音感(優れた方の)を持っている人を否定しかねない音感を持っていることすら疑わしい(笑)人達というのはアレコレ理由つけて絶対音感テストだのと称して実際にどこまで探っているのかも疑わしいブラインドテストとかやっちゃってる人とか居ると実に悲痛な思いになるってぇもんです(笑)。

というのも、絶対音感が非常に優れた人というのはピラミッドで言えば頂点の辺りのほんの一握りしか存在しません。それなのに間違ったブラインドテスト方法を導入して、ごくごく少数の非常に優秀な能力の人達をignoreしてしまう結果を招くやり方になっていることに気付いていない(笑)。

「一般的な」絶対音感を持つ人の絶対数が多いものだから、回答の偏向具合は概ね半々くらいに推移します。その分布を「曖昧」と捉えられるのは仕方がない。選別するための能力を有していないのだから。しかし信憑性を引用するのに、絶対的な優れた層の分布を示さず機械に頼る。正確無比な機械計測のそれが「多数決」となってしまっている自己矛盾。そもそも多数決なら能力すら有さないような層を抽出すれば自ずと回答数は増えていく(笑)。ゆるぎないたったひとつの「真実」が存在しているのに、素晴らしい絶対音感を持つ人よりも多数決で勝った!という実に愚かな答を導いてしまっている方法論を用いるものとか、実に愚かなことであります。呼気からガンを見分ける犬がおりますが、不特定多数の犬からこういう能力に秀でた犬を探し当てる場合、そういうコトしている人は術を知らないでありましょう(笑)。そもそも人間はなぜ平均律を生むことができたのか。そういう所のヒントから理解してほしいものでありますな。

本能レベルで嗅ぎ分けられる人ならば、答はブレない。

そういう人にいつしか出会ってほしい、或いは或いはテスト方法の欠点がどこにあるか気付いてほしいと思わんばかりです(笑)。ただ、その手の情報を鵜呑みにしてしまう層というのは、そういう誤った人よりも劣ることを意味するので、ネットの情報の在り方というのはもやはウンチク語ることではなく本能で語っていた方がよっぽど真実なのではないかと思うんですな(笑)。

文章にすれば間違えることもある、ネットの難しさを痛感する左近治でありますが、書きたいネタなどまだまだあるのも事実で、リリース関連ネタと同様に音楽に関するネタちりばめることができればコレ幸いと言いますか、何も難しいネタ引っ張らずに本能で語るといわんばかりにてめえの本能に素直になることって重要だな、と思うワケですな。

説法唱えたところで副交感神経高ぶらせないと徒労に終わるのが実際ですからね(笑)。

おバカ心ひとつ宿すにも甲斐性の有無に繋がるわけで、度量が試されるワケですな、ある意味では。本能を呼び起こして煩悩を捨てる(笑)。でも、音楽的な面においても楽理学んでいてもこういう要素って重要ですよ、ホント。

明日の4月25日リリースにはおバカコンテンツは無いのでありますが、とりあえず5曲リリースします。

EFXシリーズではOberheim Matrix-12 or Xpander風のシンセサウンドにチャップマン・スティックを使ったアンビエント要素のあるチープなテクノ系なジングル。これは往年のアラン・ホールズワースっぽい音でもあるんですが(笑)、リハーモナイズで引っ張って音で酔う、みたいな演出をしたかったんですね。

もうひとつのEFXシリーズはabcタイプと3つに分けて、往年のゲイブリエル風PPG系パッド音の8分シーケンスに乗っかって、実に葉っぱの香り漂ってきそうな(笑)middle east風なトライバル要素のあるフレーズをちりばめております。イントロだけ(ゲイブリエル風な)必要な方はそれだけの部分をダウンロードできますし、ドラッグ臭漂う感じがイイ人はその後のメロ部をダウンロードしていただければな、と思います(笑)。ケータイ越しの抜けの良い音というか、肌触りがよろしく感じるような音にしてみました。

で、最後に山下達郎のアルバム「Melodies」収録の名曲「メリー・ゴー・ラウンド」のハウス風ミックス。原曲そのものがハウスの手法を採り入れたコードワークですけどね(笑)。これまで「Kiska」や坂本龍一の「Plastic Bamboo」をリリースしてきたんなら、この曲のコード進行もリリースしないと完結できねーだろ!と思い、三者共通するモノを感じ取っていただければと思います。

次回はベースやスティックの音作りに関する裏事情的なことでも語るとしまひょ、と。