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Fieldyでケンカするオッサン達 [ベース]

先日、左近治の周囲では熱い議論を交わしたことがあってですね、ほぼケンカに発展してまっていたようにも思えた出来事があったんですな。今では何事もなく収束したんですが。

コトの発端はKORNのベーシスト、我らがフィールディー。

KORNの「Ball Tongue」。イイ曲ですね。私、この曲に出会わなかったら少なくともKORNとの出会いは「Issues」の頃まで無かっただろうな、と。それくらいこの曲との出会いはまさに邂逅と呼べるに相応しいモノでありました。コレ聴いた瞬間、KORNが好きになった左近治だったので、この曲には相当な思い入れがあるんですな。

で、何の議論かというと、唄入る直前のフィールディーのモタるようなフィル。その符割についてドラムやってる私の友人との間での出来事。

左近治 「ああ、あの曲のフィルいいよ。1拍7連の中抜き系のヤツね」
そいつ 「えぇっ!?あれは、1拍3連→8分でしょー!?」
左近治 「いやいや、アレはどう聴いても7連!(←実演 ※相手にもドラム叩かせてます)」
そいつ 「いやー、やっぱ違うでしょー?」
(中略)

この時点で左近治、若干キレ気味(笑)、テンパる直前のイーシャン入った状態だったんですが(笑)、その後、彼の家まで赴いて、彼のDAWアプリ使って打ち込んでまで目の前で判らせようとする私。
(※イーシャンテン:テンパる一歩手前の状態の意味)

「そうだとしても、本人はそういう意識で弾いてないんじゃないの?」

私はこの言葉に激高仮面だったんですなあ。自分の感性を勝手に他人と置き換えるな、と。

それなら左近治の感性を他人と一緒の感覚でなくともイイのでは!?ココですね、次のポインツ。

フィールディー本人が1拍15連のタイム感だろうが4拍71連のタイム感だろうがそんなのはどうでもイイんですよ(笑)。パツイチで聴いて「7連のソレ」だと認識できないそいつの能力に嘆いているにも関わらず、自分自身は目の前で指摘されていることを受け入れるまでもなく、勝手に自分の尺度(狭く拙い能力)で否定しようとする。そういうところが気に食わなかった左近治だったんですなあ。

お互いKORNの楽譜など見たことはない(存在するのかどうかも知らない)。加えて互いに自分を過信してしまっているものだからハナシが延々と続くことに(笑)。

リズムが鋭敏な人からすれば、たかだか四分音符や8ビートだって人のそれというのは「自分とは違う」ワケなんですよね。巧いヘタ抜きに。ただそれでも「認識できる」幅というのは持ち合わせているはずで、どんなにヘタだろうがどんなに他の符割に聴こえたとしても「この人は8ビートを刻もうとしていたんだろうな」ということは判ると思うんですが、今回のそれはフィールディーが7連を想起しているのか、3連→8分を想起しているのか!?という議論だったんですな。

結果、左近治のゴリ押しでこの件は1拍7連のタイム感で収束させたのでありますが(笑)、ひとつネット上のみなさんでも曲を知る方ならお試しいただきたいと思い、今回のブログのテーマにしたというワケです。

楽譜やら本人の検証がどこかに存在しているということで答が判っていらっしゃる方からすればどうでもいいことかもしれませんが(笑)。

ただ、仮にこの曲の楽譜が存在したとして、3連→8分として表記されているとしたらゾッとします(笑)。この曲のbpmなら7連は厄介ではあるものの刻むのは不可能ではないと思うんですな。ザッパの「Andy」なら弾けるだろ、と。こちとらヴィニー・カリウタまで引き合いに出して熱く議論を交えたので、ある意味引っ込みも付かないくらいテンパってました(笑)。

しつこいようですが、どんなに聴いても7連のタイムにしか聴こえないんですな、コレが(笑)。このまま制作曲にしてみるかな、と(笑)。7連で。

Ball_Tongue.jpg