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教授 [YMO関連]

先週、今週と「戦メリ」のサントラに含まれる佳曲「Last Regrets」をリリースしているのでありますが、時期を考えれば「Merry Christmas Mr. Lawrenceの方じゃないの?」とお叱りを受けるかもしれませんけどね(笑)、そっちの方は着メロ時代に「着メロとしての在り方」としてやるだけのことはやったという充足感がありまして、今ここで「戦メリ」を着うたアレンジでリメイクしても、リメイクするほどのアイデアが浮かばないのであります。

ただ、戦メリのサントラの含まれる曲の数々はサントラとしての小曲にしてしまうのは勿体ないようなものもあって、今回選んだのが「Last Regrets」なのであります。

坂本龍一らしさのある和声の平行移動。古くは「Plastic Bamboo」にも通じるといいますか。別にマイナー・コードのパラレル・モーションなんて珍しいワケでもなく、坂本龍一らしさの旋律の運びこそあっても特別なものではありません。しかしこの曲の6拍子のノリ方は、ジェントル・ジャイアントのケリー・ミネアーを彷彿させる似たフェーズに位置するモノ。左近治としてはLet it goできないんですなあ。どうしても作りたくなってしまったというワケです。

この曲は単独でたま~にテレビのBGMに使われていたりするのを耳にしますけどね。

プロフェットのポリモジュレートを使っているであろう、バックの少々変調の強いパッドと、ショート・ディケイのメロディのパッド音はまさにプロフェット・サウンドだと思います。その辺をどうにか似るように作った左近治でありました。

とはいえ「戦メリ」をいつでも作れるようにLogic ProのES2を使って、ガムラン・サウンドにピッタリの音は作ってあったんですけどね、実は(笑)。この音を違う形で他の曲で使うか、パラメータを公表するかどうかは今後の左近治の気分次第ということで(笑)。

私の近い所からは、Elastic Dummyのキーボードソロの譜面でも公表してみろ!という声もありますが、許諾もらって公表する分には構わないんですけど、ソロの音くらいは誰でも追えるし、そういう譜面程度じゃ公表したところで誰も満足しないでしょ!?と私は一蹴してしまいました(笑)。

YMO関連をリリースするとなると、なぜだか坂本龍一の作品が多くなってしまう左近治。耳の肥えた坂本龍一ファンの方を裏切らないように、少々坂本龍一関連曲のリリースが続きそうな気配です(笑)。