SSブログ

NI Kontakt3のバグ その後 [Apple]

さて、最近のブログでも語って少々お冠だった左近治でありましたが、NIから回答がやってまいりました。バグを世間様に知らしめた以上は、その後の対処法も述べないと公正さに欠けると思い、今回語ることに(笑)。

懸案だったバグは、「Urban Beats」のPerformanceフォルダ内のパッチ49種類を、インストゥルメント・ヘッダの矢印キー(Prev/Next)で同一ディレクトリの音色パッチを順次読み込んでいくというKontakt3の新機能を用いて選択していくと、途中で強制終了してしまうという不具合でありました。

んで、Kontakt 3.0.1 009ビルドの現在でもその問題は解決されていないのでありますが、対処法なるものは

Optionsからマルチプロセッサ・サポートのチェックを外してOptionsを閉じる。 ↓ 一旦Kontakt3を終了する(私の場合はDAWホストアプリケーションはLogic Proなのでプラグイン動作時はオーディオインストゥルメントのアサインを解除させるということですね。ホストアプリケーションを終了させる必要はなく、スタンドアロンならまんまそういう意味です)。 ↓ すぐさまKontakt3を起動(あるいはプラグイン動作ならもう一度アサインする)。 ↓ Optionsのマルチプロセッササポートのチェックを入れる。


という手順を踏むことで「多少」問題を回避することができました。


当初、左近治は「マルチプロセッサ・サポートは無関係のようだ」と述べておりましたが、ほんの少しの手順の違いで対処できていなかったようで、惜しかったのでありますが(笑)、マルチプロセッサ環境、G5という環境と初期のバグ山積という問題が絡んでいるように思います。MacプラットフォームやG5やマルチプロセッサという環境下での特有の症状なのかどうかはNIからの回答はありませんでしたが、「この問題に固執するならまた知らせてね」と(笑)。もう少し言い方あるだろ!と思いつつも、お互い様なのかもしれませんな(笑)。

とはいえこの問題は完全にクリアしたワケではなく、上記の手順を踏まえた上で対処するとですね、最も問題が少ない状況は次の通り。

Logic Pro 8.0.0プラグイン動作

Kontakt3スタンドアロン動作

という感じで、Logic Pro 7.2.3においては従来とほぼ変わらず落ちまくり、と(笑)。


Logic8においては「ほぼ」回避できますが、同一ディレクトリ全ての音色を読み込んでもう一周させてプラグインのアサインを解除すると、Logicも道連れに落ちてしまうという(笑)。まあ、それでも全然マシですし、旧バージョンのように手差しで音色選んでいればこの問題は起きないんですけど、目くじら立て過ぎなのかなあ!?

ただ、折角の便利な新機能のバグなのだから、新たな問題にユーザが指摘しているワケなんですけどね。固執も何もあったもんじゃない。これが源で不利益生じてるのだから、だったら付けるなよ、と言いたいのであります(笑)。ハードディスクのボリューム構造壊されてるんですからね(笑)。そもそもこれが左近治の怒りの発端(笑)。何か新たなモノをインストールする際は必ずドライブの検査やアクセス権をチェックしているからこそ、この問題に怒り心頭なワケだったんですな。

Kontakt2.2の時ですらデスクトップに不可視ファイルを作るだけでなく、デスクトップに置かれたファイルを無関係に不可視にさせてしまうというバグも抱えておりましたしね(笑)。KontaktのリロードDBの度に次々とファイルが不可視になっていくというオカルトじみたバグもあったんですよ(笑)。おそらくその時はSpotlightエンジンをアプリレベルで間借りすることで生じていたんだと思うんですけどね。Mac OSのファイルの冗長性やキャッシュの扱いにアプリがうまく機能していないことで生じる問題だったのではないかと思うんですけどね。NIのアップデートは最近本当に怖いです(笑)。

IntaktやらVokatorやらSpectral DelayをLeopard未対応のままお茶を濁すのではないかと不安のよぎる左近治であります(笑)。Leopard対応させた所で問題が起きそうな気がしますし悩みどころですな、こりゃ(笑)。