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NI KOMPLAINT [たわごと♪]

音取ってナンボと言いつつも、別に音取れない人をイジメているワケではないのですよ。その能力は各自の努力によって向上させられるのは確かなワケですからね。

和声そのものに耳が傾かなければ自ずと音色面に耳が持っていかれる、と。古さを感じさせるアンサンブルの音だと毛嫌いしてしまい、ついつい最近の音楽ばかり聴いてしまう、と。最新の音楽が全て悪いとはイイませんが、この先数十年経過しても聴き続けられるであろうと感じる曲はかなり少なく、ある程度聴いていると「この曲は何年経っても聴けるな」とすぐに判断できるというか、隠れた魅力も少ないのが最近の音楽の特徴でもあるかな、と。

でもリスナー側ばかり責められません。

どんなに音感が鈍くとも、音色面を聴く耳のセンスを有している人は多いはず。ではその音色面の方を見ると、例えばシンセサイザーやらの開発サイドを取り上げることができるワケですが、90年以降シンセサイザーの発音スタイルはその後物理モデリングやらグラニュラーなど出てきても、音色面で劇的な変化があったのかというとそうでもない。他の発音方式でも時間をかければ似たフェーズの音は作れるようなそんな感じ。

そこでひと味違う感じを演出しようとすると最早エフェクト面もセットにして音色を提供しないとインパクトに欠ける、と。大体こういう流れなんですよね、実は。PCMのクオリティも飛躍的に向上している昨今、現在のような高度な処理などやりたくてもできなかった時代の「チープ」なPCMを用いて積極的にシンセサイズに活かすという心意気のあった時代の音の方が魅力的だったりするんですね。

音感の鈍いリスナーの中から鍛えられていく人はいる。音への執着心を無くしたら最期。この執着心の欠如がハード面の、いわゆるメーカーサイドに蔓延してほしくはないんですな。実際には開発者サイドは色々思案していると思いますが、技術の凄さと音のインパクトが比例しなくなってしまっているのも事実ではありますが、ふた昔くらいの時代の方が気合いと出音は十分に比例していたと思いますし、魅力的であったなあと思うワケですね。

音をアレコレ弄って、音色の魅力というよりは聴覚面でエフェクティヴな作用をさせているだけのシンセサイズなど多く耳にする現在、私左近治もNative Instrumentsの製品は持っているワケですが、もう少し熟成させてからリリースできないものなのか!?と言いたいんですな。

今回のブログタイトルそのままにバグレポートをNIに送ってしまいましたよ(笑)。

Kontakt 3.0.1アップデート。どれだけバグが改善されているのかと思いきや、新たな深刻なバグまで付いてきてしまいました(笑)。

どうも各自の環境によって問題は様々なようですが、顕著なのは

「Urban Beats」のパフォーマンスフォルダからパッチを選んだ時。Kontakt3から音色名の横の左右のカーソルで、同一ディレクトリの音色を次々にリロードできるようになったワケですが、前述のパッチをそれでいくつか選んでいると突然落ちるんですなあ(笑)。スタンドアロンはもとより、DAWホストアプリケーション内でのプラグイン動作時においてもそうなんですな。プラグインだけ落ちてしまうならまだしもホストアプリまで道連れ(笑)。マルチプロセッササポートのチェックの有無は無関係なようです。

Service Centerのアップデートによりアクティベート関連の不具合や場合によってはハードディスクのアイコンすら不可視にしてしまった酷いバグ(笑)もこのバージョンで改善されたようなんですが、このアップデートで不可視が元に戻るワケではないそうです(笑)。私は不可視ではないんですけどね。知人がこういう不具合に遭遇しておりました。

いくつかのエフェクトのプリセットのEmpty状態が改善されたようですが、相変わらずコンボリューションのファクトリー・プリセットはroot下のライブラリのApplication Supportを覗いてもしっかり入っていません(笑)。IRファイルそのものは指定したライブラリ配下にインストールされていて、IRファイルの左右のカーソルで選択すればIRファイルの変更は利くものの、ファクトリー・プリセットというのは空のまま。

Vintage系の「Welcome~」whateverという音色をロードすると、キーボード表示にしていた場合、鍵盤がいつまで経っても描画だけはエンドレスで離鍵されなかったり(笑)、とにかくまだまだバグ満載です。

挙げ句の果てにゃあ、Kontakt 3.0.1 009とライブラリのアップデートを施した後に、頻発するエラーでもしやと思いディスク検証かけてみたら、ボリューム構造が若干損傷していますと来たモンだ(笑)。First AidとTech Tool Proで修復にどれだけ時間を割かれたコトか(笑)。お陰で夜更かしでNHK BSで東京JAZZをリアルタイムで見てしまいましたが(笑)。念のためにサーフェース・スキャンも施しておきましたがHDの管理は普段からかなりマメにやってるんでHDD依存ではなさそう。

しかし、FireWire800でG-TECHのG-RAID2を導入してRAID-0ストライピングさせたいんですが、知人の報告によればDFDとストライピングは相性が悪いのだと。ハードウェアRAIDかFibre ChannelでのXserve RAIDならデータの冗長性とDFDが干渉しないかもしれないと友人から言われましたが、その友人もそういった環境は構築していないため憶測(笑)。ただ、RAID-0のDFDはヤバイぞ、と言われました(笑)。

アップルのクラッシュレポートは一体何回呼び起こしたのでしょう(笑)。こんなこたぁ初めてのコトで、色々考えて、無い知恵絞ってMacの前で仲本工事ばりに「でんぐり返し」してみましたが良い知恵は浮かびませんでした(笑)。私の環境は普段からHDDブン回しだということを差し引いてもチト納得いきませんな、こりゃ。

顧客がβテスターになっている感は否ませんなあ。特にココ18ヶ月くらいのNIのアップデートはヤキモキさせてくれます。私はNIのことが不安で、Ensembleのこともあるためレパード導入は見送っているのに、アプリのバグ改善とレパードの最適化など含めると、こりゃあ間違いなく新しいKOMPLETEでお茶を濁しそうな予感です(笑)。