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iPhoneがやってくる [Apple]

iPhoneがとうとう発売間近だということで、近い内に日本でもお目見えすることになるんでしょうな。

BTW、左近治はですね、国内発売されればもちろんiPhoneを手に入れるでしょうけれど、iPhoneの何に注目しているかというとですね、やはりUIに尽きます。ユーザーインターフェース。

手でフリフリしながら「タップ」したり、実に感覚的な操作性。それに伴う描画の動きも非常に感覚的に溢れていますよね。

こと携帯電話業界じゃ常に先端を行っていたはずの日本(韓国やドイツもそうですが)は、携帯電話の爆発的な普及もありますが、十分に先駆者だったはずなのに、その日本がなぜiPhoneのようなUIを作り出せなかったのか。お年寄りの人達に電話オンリーのカンタン操作を提供するよりも、遥かにiPhoneの方が操作の優しさと機能を兼備したモノとなっているのはobviously!

未来を予感させるiPhoneのUIのそれにはですね、大ヒットとなった任天堂Wiiにも似たポピュレーション・ステレオタイプの次なる事象を提示してくれているのであろうと期待させてくれるワケですが、左近治が思うのは、このインターフェースはiPhone限定ではなく、近未来のモバイルツールやパソコン関連の操作性も視野に入れたものではないかとにらんでいます。

今年中に、SONYは有機ELディスプレイを用いたTVを民生品としてリリースするとアナウンスしています。ほぼ下敷きのようになる有機ELディスプレイを用いたパソコンとなったら、iPhoneのタップ・インターフェースは見事にマッチするのだろうな、と。

Appleがそのインターフェースの知的財産(特許)を確保しているという点においても、今後の見通しは明るい材料ではないでしょうか。

20年以内にはおそらく、立体テレビというシロモノも出てくるはずです。昆虫の複眼のようにいつくもレンズが埋め込まれているアレですね。

被写体から角レンズに飛び込む光は、それぞれのレンズと僅かな位相差が生まれることで、視聴者は3Dメガネ無しで楽しめる、と。レンズ間の配置距離が現在のディスプレイの画素ピッチになれば、現在の描画クオリティで立体を楽しむことができるようになる、と。まあ、その頃にはスーパーハイビジョンTVも現在の60インチクラスのサイズで実現できるようになっているんでしょうけれど。


iPhoneの備えるUI、それはAppleがこの特許だけでもしばらくは安泰なのではないか、というところが伝わってくるのがスゴイところでして、私は携帯電話としての面白さや携帯電話としての機能は全く眼中には無いんですけどね(笑)。それをも凌駕する面白さが凝縮されているというワケです。

既に存在するディスプレイの横っちょにでも、クリアなハードカバーとセンサーがあれば、Appleの特許使えば従来のパソコンの操作性をも一変させることができるような予感。このような製品が出るのもそう遠くは無いと思っています。おそらくAppleはこの知財で勝負に出るのではないか、と。製品開発はサードパーティーに委ねて、という。こういうスタンスで今後のパソコン界を席巻しそうな気がします。