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ムスタファ・ミミカの味楽るワールドっ! [飛び道具]

左近治です。いつも長文にお付き合いいただきまして有難うございます。

今回のブログタイトルですが・・・


読めましたか?(苦笑)


味楽る→ミラクルってェなワケでございまして、そうです。左近治が着うた制作に取り組んでいる曲のひとつで、こりゃまたスンゴイの依頼されたなー!と感服している左近治であります(笑)。

着うたネタの話題を友人と話している時に


「ミラクルミミカ作ってみたら?」

「ナニそれ?」


とまあ、こんなやり取りがキッカケだったんですが、NHK教育テレビで平日夕方にやってる幼児向け料理番組の曲だというコトを聞かされたんですね。

友人を疑うコトもなく、

「どれどれ!?どんなイイ曲なのか」

と、曲を知るために録画設定して、今では制作を済ませて納品を待っている状態であるワケですが、ハナシを戻して、録画設定を録画機だけに留めておけば良い物を、何を血迷ったか左近治は録画機のみならずテレビ本体も録画設定したようでして、私の不在中に家のテレビが突然この番組に変わった時、家族は大層驚いたと後で窺い知るワケでした(笑)。

アキバ系を相当意識しているのか、従来のNHKのイメージを払拭するかのような、まさにアニメオタク向けといわんばかりにツボが抑えてあるそのキャラクターやら音楽のカマトト声ボーカル(笑)に左近治もビックリ!だったワケですよ(笑)。どうりで娘が一緒に風呂入ってくれなくなったワケだ・・・(泣)。5年生なら当然だろ!と勝手なコト思いながら、この番組コンテンツの有り余る訴求力に、確かに左近治の脳幹はガンマ線バースト級の衝撃喰らいましたよ(笑)。メイド喫茶にすら一度も足を運んでいない無垢な左近治(←別方面じゃ穢れきっていますけどね)のココロに負った衝撃は、そりゃー相当なモンだったのですわ、コレがまた。


つーか、コレ


『悲しき60才』に聴こえてしまう左近治が情けねェ・・・ヤムスタファ~♪(悲哀)




kanashiki60sai.jpg


「最近、訴求力のある音楽が少ないッ!」
「もっとねー、脳幹直撃してくれるような曲作ってみたいんだよッ!」

なんてコトを喋ってる最中に、私の後輩が熟考した挙句のアドバイスだったのでしょう(笑)。ある意味、とても感謝しております(笑)。そんなコトが1ヶ月位前でしょうかねぇ(笑)。今じゃ後輩と「味楽る!ブブカNo1♪」と、酒の席で詠っております(笑)。

脳幹直撃と左近治がよく口にする表現ですが、神経伝達系パワーの成せる技とでもいうか、死んでも脊髄などにショックを与えると動いてしまうんですね、反射的に(笑)。目覚めてようが死んでようが衝撃を与えるとそうなるモンなんですね(笑)。つまり、どんな状態であっても衝撃によってカラダが動く、と。そういうパワーの比喩なワケなんです(笑)。心臓病のヒトだって、時にはニトロ使うんだッ!


で、味楽る!ミミカの原曲を分析してみてどうだったのかというと!?


近年稀に見るパワー、確かに備えておりました(笑)。ヤムスタファ。


この曲のツボは、しつこいようですがやはりアラビックというかMiddle Eastの雰囲気を漂わせる音階を用いるのがツボなんですけどね、他にも色々ツボとなるような所を散見いたしましたのでそれについて深く述べてみましょうかね、と。

Auto TuneからMelodyneかDPか不確かですけどね、声の変わり様から多分Auto Tuneかなあとも思っているんですが、ピッチエフェクトをふんだんにボーカルトラックに活用しているのがまず1つ目のキモですな。ビブラートも描いてますね。

特に、

『ハ・リ・ラ ハ・リ・ラ ハラリぃ~~~♪』の部分。
『C・G・E H・G・E HGB~~~~~』ですね。最初が「ド」なのがキモ。

※実際には「シ♯」なのであり、 『B ♯・G・E H・G・E HGB~~~~~』という状況を器楽的素養の浅い人にも伝わる様に上述の様に書いている点はご注意を。

最初の「ハリラ」の部分はC#ディミニッシュ・メジャー7thですね。、その後

2回目の「ハリラ」でC#m7(♭5)に行って、その後の「ハラリ」の「リ~~~」でドミナント、と。なかなかシャレたドミナント・モーション聴かせてくれるワケですよ。


1拍半で表れる「ハ」の歌詞部分の音が半音下降を続けて

ハラリぃ~~~~~~~~~~♪

の「リぃ~~~~~~~~~♪」部分はお洒落にピッチエフェクトを使ってB音とH音でビブラートさせてます。ココもツボのひとつですね。非常に自然にディミニッシュ・メジャー7thを幼児向けコンテンツで聴かせる心意気が私は好きですけどね(笑)。

私、番組字幕をいくらみても「ハリラ ハリラ ハラミぃ~~~~~~♪」に聴こえるんですけど(笑)。料理番組だからハラミが出てくるのかな、と(笑)。幼児でハラミ喰いてェとは、相当舌が肥えたガキだな~と勝手に目を細めてしまっている左近治でありました(笑)。

まあ、他にもパーカス類やエスニックな楽器類の宝庫でありまして、私左近治、そんなに音源持ってないッスよ(笑)。Quantum Leap RAが必要かなーとも思いつつも、彩りを添えてくれるエスノ系音源って持ってみると分かるんですが、実際それほど多くの場面で必要としないというか(笑)。欲する時はトコトン欲しいんですけどね。

まあ、その内あなくろ本舗の方でMuktaでDub系でリリースしようかなーとも思ってたんですが、それでもやはり限定的なシチュエーションに少し躊躇してしまう左近治(笑)。たまには柚子と桐と麻の匂いを同時に嗅ぎたくなるコトもありますが、ハードにドラッグ決めて、というスタンスでもないんで、やはりシチュエーション的に少なくなるんで、今からエスニック系音源新調してもなーと思うワケですよ。

ハナシを戻して、原曲のピッチエフェクトのこだわりはAパターンの最終小節にも出てくるんですね。

『呪文だよ!』ってところのかなり低いピッチエフェクトを施してあるんですが、テレビそのまま見てるとあんまり気付かないかもしれませんね。今回左近治もその辺を気付かれないような感じで色々弄ってみました(笑)。

アレコレ弄ってみて、やはりBパターンの「ハリラ ハリラ ハラリー」にはやっぱりココロ惹かれるモノがありまして、私の後輩は何も言及してませんでしたが、そこのコードを聴いてくれよ!みたいな想いがあって進言してきたのかもしれません(笑)。

普段から夜な夜な酒飲みながらコードだの理論的なコトで熱く語っている仲ですからねえ。さりげないスタンスを誉めてあげたいんですな(笑)。作家としてのコダワリを発見できたような喜びがありまして、知らない曲でも耳コピはしてみるモンですね。