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6月14日リリース曲(悟生楽横町) You May Dream/シーナ&ザ・ロケッツ [Techno]

 これまた懐かしい80年代初頭のシーナ&ザ・ロケッツの「You May Dream」。シナロケが所属レコード会社Alfaの影響を受けてテクノ風味を醸していた時期の頃ですね。

作曲は鮎川誠と細野晴臣。ちょっとフレンチ・ポップの要素を感じさせる名曲(シナロケとしての曲調としては異論があるかも)。

 まあ今回はそのまんまのアレンジじゃなく、手っ取り早くハウス調に(笑)。ただ、キックの音は普段よりも高い周波数からスウィープするようにサイン波系、いわゆる909系キックを作ってますとくらぁな(笑)。

 別段変わったことは何もしていないものの、メロディ部の音色はRoland D-50のパッドをサンプラーに取り込んで位相をいじりまくりました。その挙句、モノラルだと音が引っ込み気味のような・・・(苦笑)。

 ステレオスピーカーを搭載している端末なら綺麗に広がってくれるはずですが・・・。
とはいえ携帯端末のスピーカー特性にもよるものなのでご容赦を。コレに限らず本当なら未圧縮のPCMオーディオファイルで聴いてほしいものですが、たかが着うた制作者の私がこう思うのだから、アーティスト・サイドとしては本当に苦労が絶えないことだと思うばかり。

 原曲は確か化粧品のCMで使われていたような記憶が・・・。ちょっとうろ覚え。しかし、月曜日時代の「夜ヒット」を見ていると必ずこの曲に遭遇していたような記憶がかすかにあります。

 この辺りの私はキム・カーンズの「ベティ・デイヴィスの瞳」(ミーハーだなぁ)、グレイス・ジョーンズをよく聴いていた頃ですね。車で言うと、日産の初代レパード、3代目シルビア/ガゼール、トヨタの初代ソアラ、いすゞピアッツァの頃ですか。

 81年頃ですね。「なめ猫」ブームなんてのもありまして、世はニューロマンティック路線まっしぐら。かくいう私も化粧をして(Queerではありません念のため)原宿辺りに繰り出していたと云う(笑)。そんな時もありました。

 2代目ウォークマンを片手に、テープスピードは70セント位は速くなり、不快感を覚えながらも悦に浸って外で歩きながら音楽を聴くという行動に心酔していた時代でした、ハイ。